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祈る者 祈らぬ者 祈り方知らぬ者すべてに初雪の夢覚めて 朝めだまやき
9
足りぬのだ描く努力が足りぬのだ知っていながら筆さえ持たぬ
11
秋晴れの 同じリズムの
高速
(
ハイウェイ
)
に 時空を越えそう 現に戻す 歯科の残痛
6
生きて欲しい この願いすら エゴなのか 我立ち尽くす 維持装置の前
11
生きること 諦むほどに 辛いなら 逃げ出してくれ その「
環境
(
せかい
)
」から
13
木枯らしに 種々の落ち葉が舞い狂い 小春日和の昨日を拐う
16
冷え込みと朝霧の濃さは比例して 通勤の道ホワイトアウト
30
忙しく業務をこなしお昼前きつねうどんが美味しい季節
10
家じまい使うことなき物多し戦後の
義姉
(
あね
)
にミニマリストは
27
緊急の 仕事対応 カフェ入る メールに一言 いつもありがとう
24
高齢化 活動を終えし 団体の 涙で挨拶 もらい泣きして
24
イエスマン 無駄な会議を ダラダラと 意味ない討論 手を動かせ
9
旧道の トンネル抜けて カーブする 右手に
紅葉
(
モミジ
)
燃え盛る秋
34
歯車はギリギリ攻めてフル回転 キチキチ回る昭和の
性
(
さが
)
で
21
出る杭に 職場異動の 通達に 立ち回りの 後悔はなし
15
遠ざかる目の前の愛を追ってよ見失う前に早く速く
4
穏やかな秋の日差しと
温風
(
ぬるかぜ
)
と
染
(
そ
)
むる
鴨脚樹
(
イチョウ
)
の
揺蕩
(
たゆと
)
ふ街路
29
頑なは自ら望み閉じ籠りこじ開けたのはなんと煩悩
8
キロ様へ 体調に「一」付くように願っています どうぞお大事に
19
昼時の 混み合うスタバで パソコンと ガチ睨み合う ビジネスマンあり
3
トイプーが音もたてずに寄ってくる眠たいけれど退屈なのね
13
本当の 自分を探す 旅に出る そう云う君は 偽者なのか
7
体調の悪い時には辛いんだ よりにもよって仕事立て込む
22
コンビニでバニラモナカを食べたんだ 痰の切れない喉にスーッと
24
ただ寝てるだけではぼけてしまいそう 今日見た空は格別だった
29
6日ぶり風呂に入ってサッパリと コロナに伏すこと十二日間
28
火にくべるあなたの愛が消えぬようずっと私も燃やしていてね
9
楚々とした 身の
熟
(
こな
)
しで にじり寄る
美人局
(
つつもたせ
)
に
惚れるな触れるな
5
新人が発言のたび挙手をして もう何台もタクシー止めてる
10
君紡ぐ 物語の中 モブとして たまに顔出す 作業に従事
7
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