大根をおろさぬだけでもらくだなとさばを煮ながらそんなことなど
23
スクラッチの技冴えわたる熱き盤魂叫び夜明け迫る お題・DJ
6
あなたこそ太陽であり月であり宇宙とおなじ愛なのだぴょん
12
青空と 銀杏の黄色 色づくは 紅葉の赤と 我の心と
15
お米券いつどれくらいもらえるの対象外と言っちゃ嫌だよ
20
遅咲きの 朝顔の蔦 立ち枯れて  脇で実らん 紅い南天
17
朝の風シャララと切って細き道 バキュームどきゅーん呼吸を止めて
17
バイキング 麻婆豆腐は 禁止にしないか お前がでてくるからおかしくなるのだ
12
冬柿と言う名のインクなるほどともちょっと濁るうちの冬柿
20
途中まで 完璧だったバイキング 徹底できずに麻婆豆腐
6
ストーブの灯油が切れたエアコンは霜取りしてるおまえらなあ
13
子がゐない暮らしおしへる霜月の修学旅行おやに寒風
11
書きうつす近代短歌写経かな現代短歌はさざなみの夜
13
左眼のうへに腫瘍があり生まれ網膜剥離も左眼だつた
7
「まつたく」を何度も云いてくたびれてつひつひのぞむなつかしき日々
16
チビ猫は きょうもクルクル たなのうえ だからそれはね こねこの(いかりゃく以下略
17
今日も通院 いっぱい食べな エネルギー おかあちゃんも 体力勝負よ
14
ちま猫ちゃん 「こっぷすいコップ水」など おもいだし おかあちゃんの おみずよこどり
14
早朝から 宝探しも よきものだ 色々出てくる わらわら出てくる(高野山のお守りとか)
17
密林アマゾンで見つけたケース収納は未開封 逆にお部屋を狭くしてをり
20
何も訊かないでくれたねありがとう テールランプを見送り落 ち る
8
持ちきたり ことだに忘れし 美容液  撫づるほどに  顔に纏はせ
7
詰め込んだ バッグの中身を 入院後 2週目にして  把握しうる
3
小春日や開け放たれしサンルームの渋柿は徐々に名を替へゆかむ
11
イライラが まん延してる この街で 優しさなんて 弱者の言い訳
3
久方の友より届く 「元気か」と 添へられし静止画は錦秋きんしゅう
22
亡き父の 後ろ姿に そっくりと 会うたび俺の 背をさする母
16
上野路を包む彩葉に歩を休め 絵に向かひゆく人波を追う
11
誰でもいい おんぶにだっこ して欲しい そんなヤツらの 集まりが群れ
5
南国は 都会まちで疲れし 吾癒やす 果てなく続く とうきび畑 
35