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確かめずレジに立つなりその数字ごぼう二本の四百円超え
24
寒がりの 猫に湯たんぽ 熱すぎず ほどよき温度 模索する日々
17
十日後の漬け物あける緊張感 姉のキャベツは今年も美味い
24
体調の 移り変わりも 日替わりで 晴れたり降ったり 天気の如し
18
かなしみをふきよせたよな冷たあめ 秋のおはりの冬のはじめの
19
夕暮れの窓に橙 柔らかなグラデーションに包まれた時間
9
朝一番 霜を払えば 笑む
赤手
(
せきしゅ
)
3
洗い物 山ほど溜まる 十七時 未だパジャマで スマホをつつく
11
枯葉達
(
彼は立ち
)
冬模様に きがえ
ゆく
(
行く
)
6
満天の星 言うことは無き 満点だ
3
軽い体でもう辛くないね どこまでも走ったらまた戻っておいでよ
5
コロコロで何気なく掃除していたけれど 今では拾い集めてしまうよ
5
何食べる? なんでも良いよと 言ったから しっかり食べてね 練乳焼きそば
5
ここに居たあの子の跡が大きくて 嗅いで眠って埋もれていたい
6
人寄ればくまくまくまの話だけ柿の木見上げ車を降りる
17
セット売り洗剤で膨れた鞄 生きる理由ができてしまった
6
かぶりつく大きなチキン美味しいと笑うあなたと幸福の味
8
最早もう 靴とは認知 できぬほど 尖りに尖る ルブタンの鋲
2
憧れの ハーマンミラーも 結局は 我には分からぬ 現代アート
3
顔だけの 像横たわる 凡人の 我には分からぬ 現代アート
4
痛みに色がついたらさぞ彩るでしょうね
5
ジャケットの ポッケに何か 入ってる 一年越しの ホッカイロかな
11
ひとなみに『元カノ』などと呼んでみる ただ懐かしき 幼馴染を
16
民家からソナチネ聴こえ私には幸福などはそれで充分
12
この世とは切れてしまうよ白々と線路伝いに
薄
(
すすき
)
ほの揺れ
11
反論を飲み込んだ日のスーパーで長ねぎグッと折り曲げている
29
川辺りに 居並ぶ特級呪物あり 調べてみれば
芸術作品
(
現代アート
)
6
ラテアートぐるぐるまぜてきみはきみを探しているんだろう 深淵
8
ジハンピで コンポタひとつ買ったとて 悪くはあるまい いつも売り切れ(ただいま!😸)
11
振り返ることなく静かに歩むふたり決意の別れ背中が語る夕暮れ
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