葦のむらなめて飛び去るアキアカネ夕陽に撃たれキラリ燃え立ち
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眠剤が効いてこない夜もあるけれど ねこが寝てるから電気を消そう
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見つめても見つめ返されはしないと信頼できる相手だ、月は
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すっぴんでzoomに映るこの顔に私以外が何か思うか
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よくもまあ こんな俺野獣を 手なずけて 飼い主キミがいないと。 さみしい仔狗
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亡き兄の面影映す母の顔 任せときなよ 天につぶやく
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間違えて買った乳児用クーリッシュ 鉄・カルシウム入りでリピ有りとする
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あつさゆえ みず撒きすれば なつくさの かげにかくれた あきつむれとぶ
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半袖に死んだ猛暑が縋りつき「また来年」と約束をした
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長袖を着る前に、君の二の腕のかわいいほくろをつついておこう
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外国に かぶをかわれて うかれても 経営とられ 東芝みたい
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磯鵯イソヒヨドリ こんな夜更けに囀って 雲間の月を愛でるかのように
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君があの鮫だった日に馳せている、想いを 水族館の底で
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歳かさねかかえるものが増えてきて この冬あたりは腰にきそうだ
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円高は かいしょうするきも ひともなく 高校生から そと(外国)にでてゆく /外国で学び働く
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赤とんぼ 枯れゆく先を 見届けに 僕と野菜の 夏が終わった
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インカムが なくなることで 貧するは 財布でなくて 私の心
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にらめっこつられて笑うきみとぼく地球照は夜空にうかぶ
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ほんのりと 運気の流れ 好転す 感じるんだよ 確かな波動
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あるがまま 結果はすべて 受け入れよ 遠回りでも 道は繋がる
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はばかりの穴を覗かば音の無き音と夜の深く住みをり
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ささくれた心にとろり オレンジの夕陽をそそぐ天照神あまてらすかみ
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いつまでも幸せでいて。できるだけ私の視界に入らぬとこで。
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生霊がとり憑いたのか夕顔はつぼみのままで朝を迎える
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キッシーの 投資特区は (預貯金)千兆円 ねらっているが 年代偏差をかんがえてない
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正解はないけど探したくなるのただそれだけの生きてる理由
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大都会お天道様のその下で我が影だけがひとり友だち
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所有格 独立所有格 ある言語 強奪の歴史 文化きざまれ
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くらくても しまったところは おぼえてる 凍ったばななは ひだりててまえ
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死んで灰になってちっちぇえ箱の中 どうせ自由なんてのはその程度
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