寝ながらにノート広げて歌を編むよい作できず肩のみぞこる
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秋葉原初めて行ったメイドカフェばつの悪さにすぐに退散
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特殊過ぎ理解不能の吾がブログ同じハンデの「いいね」の温もり
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猛暑日の 首巻くタオル 風呂上がり 汗が速いか 拭くのが速いか
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多忙に蝕まれてく夜「あれがベガ」って肩ごしに指差してよ
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苦海にて藻掻くさだめの百年に落語は少しく救いにはなり/喬太郎みてきたよ
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花散る日帰らぬ人よ二度ともう私の前で笑いかけるな
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どんな君でも大好きだよ 心から思ってるから決して曲げないで
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父のため最後の一粒残しおく特別甘い今日のハイチュウ
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金平糖 口に広がる その甘さ 頬をゆるませ 童心に帰る
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立ち止まる 見上げる空に 星空が 散らばる星よ 甘き飴玉か
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帰宅して 開けるとびらは 玉手箱 暑さがくるか 寒さが来るか
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色の無い夢に背を向け閉じかけた瞼撫でてよその唇で
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熱帯夜 クーラーの下に たたずんで 無心に浴びる マイナスイオン
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猛暑日を 洗濯日和と言ってみる タオルのパリパリ いい匂い
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他部署から 助っ人到着 ありがたく なんだか疲れも軽くなり
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カロリーが控えめカルピス買ってきて凍らしてみたりゼリー作ったり
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カラカラの喉に染み入る生ビール🍺この瞬間がたまらなくイイ
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お休みの夜になると憂鬱です明日も仕事か早く寝るかな
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空と山 しろに映るも しゃをまとい 心の穴は ふさがらず 
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孤独の夜包まれるのは純の黒鳴り響くのはフリック音
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どんな言葉も君を救えなかったことは免罪符にはならない
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初夏の午後、外は歩く人いなし、太陽は相変わらずギラギラさんさん
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詰まりおる頭の中で風船が膨らみ上がりされど空洞
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自らの心配だけをしていれば楽に過ごせるはずの世界で
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起きてても苦しみだけが浮かびおる寝ても悪夢で此の世界 何?
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去っていく時間をいつも追いかけて手を伸ばすほどこの後ろ向き
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これ以上忘れることも無いほどに心ずたずた息もきれぎれ
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「故障中」便座に貼られた息子きみのメモ わざわざ書いたの?使うの3人
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生きよう生きよう前を行く犬は犬の匂いでかわいい
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