ようやっと歌いめたかウグイスよ 機を逸せしは私の方か
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「萌え断〜」流行りに乗ったフリをしてこっそり撮ったあなたの歯形
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ぐーたらな死にたさがある休日の夜11時 アラームかけた
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歯磨きをする横顔すら愛おしい 君の魅力に僕は骨抜き
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飲み込んだ色がしとしと滲みていくパンプスじっと見ながら帰る
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どうしてもひとつのこらずキスしたい アナタのシワのタバコ臭さと
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ほととぎす思いのそらに行きすぎて夜風を遠く音にきくとき
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ばかンなる、私ン中、頭ン中、貴方を好きだ、と藻掻いてゐる
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菊の脇 黒縁写真に 語る母 震える背中 我は見守る
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八つ当たりされてゆるせと言われても 自分の機嫌は自分でとれよ
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嫌味とか悪口陰口言いたいが 飲み込んだとて腹はくだらぬ
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なんとなく呼ばれる気がする夜の間に 私の仕事はまだまだこれから
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万博を口実にして呑む酒は キタのはずれで友と呑む酒
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手放した本達からの呼び声に返事をしたくなる午前二時
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やさしさが残酷なものと知ったからやさしくしないやさしくさせない
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別人の 腕に抱かれて 見る夢は 笑っちゃうくらい 君ばかり
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重ねたく月と共に君のこと薄れていっていっそのこと
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もうやめなそんな簡単にやめれたら忘れられたら忘れてるよ
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待ってますあなたがうんと言うまでは好きな牛丼断食します
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万博を観るため休暇を二日取り 仕事のしわを均す手練か
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夜の海あなたと歩いた波の音湿った肌も全部忘れず私の中
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馬鹿なフリ 気づかないフリ フリばかり 上手くなってく 道化師みたい
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噛んだからギザギザになる指の爪 やすりをかけて丸く整え
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好きなんて一度いだけば金輪際切っても切れぬまじないになる
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心うち積もりしおりはそのままに父けむとなり天へ昇りぬ
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カーテンの隙間から見ゆオリオンに星が流れし不眠の夜明け
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おかしいなこんな話は知らないぞ プロットのときはない展開だ
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受験生 徐々に本番 これまでの 相手サンクス おやすみピアノ
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傘ならぶ 週間予報 梅雨入りは秒読み 雨靴もスタンバイ
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神戸まつり 市の合唱団で歌ったな 「しあわせ運べるように」と違うけど(だって三十余年の昔‥😅)
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