ブギウギのあちこちにふと蘭ちゃんを感じて胸が熱くなる世代
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大先祖 うみでうまれた いきものさ あきさめ降れば てんまでのぼる
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西の果て 沈む夕陽の 優しさは この世の全て 包んでくれる
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まだ生きる蚊の一匹がわれを追いふと恥ずかしい秋そのものが
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ふるさとは雪となるらし この雨は京にも遅き寒さ連れ来る
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こんなにも長く生きても出来てない 正しく息を吸うのも吐くのも
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冷え込むと急に言われてめぐらせる着る物食べ物毛布の厚さと
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「聞こえっぺ」我が耳たぶには届かずに 満州の唄、検索す
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雨粒のひとつひとつが なみだいろ 天の涙か 誰が哭くのか
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雨降って急に予定なくなって やることなくて ふと歌をよむ
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もみぢ葉の時雨とふれば竜田川水面みのもくまなく色づきにけり
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小倉山紅葉の錦たち隠す霧のうちにや秋は暮るらむ
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雲ひとつ 無き青空に 迷い道 すすき野にみちなく 陽光ひかり薙いで風走る
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いろどりのさかりのなかをバスすすむゆらりゆらゆらいろはにほへと
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シワシワになってもずっと手をつなぎ 君と人生歩き続ける
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存在をやっているという感覚 やらされているという感覚に
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どこまでが額なのだろう どこからが禿なのだろう 悩めば眠れず
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診療所周りを見ては自覚する まだまだ若い頑張らなきゃね
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花の名は数えるほどしか知らぬのに笑ったきみが居たのは秋桜コスモス
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ゴミ箱にハーゲンダッツの空き容器隠れて食べた季節限定
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何が嫌で 何が好き? 自分事こそ わからぬAM8:00
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新しき 朝ドラもまた 面白い 楽しみながら ヒロインに会う
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しっぽりと灰色の雲につつまれて迎えた朝は温いスープを
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差し渡し一尺の上に身を折りて朝飯まえに桟俵さんだわら編む
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永遠を蜻蛉がよぎるように浮くほんのり灯るガレのランプで
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未来へと描く絵筆を持って子は夢の原子を抱えて眠る
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三日月がニヒルに笑い平凡な日々を脱線したくなる夜
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目覚めたらスマホの画面歌サイト。また寝る時に詠んでたんだな
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老農の皺の深さよ今日の おも積みし俵に深々お辞儀
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サンタから直接レゴをもらうんだ! 玄関先で寝落ちした二男キミ
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