しんや
1
1
投稿数
9
昔よりつまらないお喋りの原因は 貴女でしょうか、私でしょうか
3
もう来ない、もう戻らない空間に あなたの残滓(ざんし)の香る瞬間
7
白濁の吐息を横目に 透明な言の葉、だんだん喉の凍(い)たみへ
6
じっとりと沈む空気に目が覚める 私の隣に貴方の朝顔
3
「あの男(ひと)と」笑うあなたの指キラリ 相槌(あいづち)のテンポ少し乱れて
5
何度でも恋とは何かを考える それでもなんだかあの子が特別
4
眩しさに曝(さら)されるたび痛感す どうかあなたも黒さを秘めて
5
二年前部屋に飾った海の写真 手繰(たぐ)る記憶の碧(あお)より褪せて
8
別れの日、ぼっちとぼやく君のこと 「好きな子いたよ」素知らぬ顔で
5