直球のキャッチコピーが胸刺さる 一行にある知性と感性
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熱々のミートパイにて 冬の朝 スーザンのパイが食べてみたいな>赤毛のアン。あれはチェリーパイ?
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ドキドキを しずめるときも ねこたちは 毛づくろい あくび おつめとぎなど
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事納め ゆず湯に浸かりて手先見る 節くれ立つ指 有難きかな 
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冒険者の酒場にみんなで行くんだよ ここはやっぱりマント(ふうコート)とブーツで>ドラクエふうに
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早起きし 今日は友とのラスト?小旅行 子供ちゃん もう成人だから
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お腹の上 ニャンプロレス🐱🐱で 目が覚めた アラームまであと 30分ある(苦笑)
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友有りて我の放言𠮟りけり感謝こそすれ恨みなどなし
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好きになりまた初恋の汽車を待つのは春を待つ不倫ではない
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エレジーを嫌う作曲家でいたいALSの妻は作詞家
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夜遅く髪を洗って乾かして誰かのウィッグなる髪を拾う
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不眠夜に くるくる夢が 舞うようで スノードームに さす光さえ
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くぐもって壊れてでもきらきらしてる音楽 部屋の電気消す
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意味もなくプレゼントなどくれないで叱られつつもそっとバッグに
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路傍の石と言われし年日過ぎ去りて人生などは生死あるのみ
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暁天の冬に雲を見上げるとしみじみとした感慨漂う
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まずまずの点を取っても泣きし子に人生なんとかなると励まし
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厳冬の楽しみは夜いつも行く店に漂うおでんの香り
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蔦を張って伸びていく花になりたい昨今です
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留学を喜んでくれた君はまぁ半蔵門しか乗らないもんな
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孤独とは音を鳴らしてそれが止んでも次の音が鳴らないことかな
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厳しいと言いながらただ過ぎし日々胡蝶蘭の日すでにありける
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不安げで淡々とした音に身をかくし曇り空ながめて過ごす
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牛乳にはちみつを入れるその線の終着を見た、安心できた
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予想とは違う現実あった時せめて泣き言言うなよ友よ
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街角で君によく似た君を見る昔々に愛してたひと
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母の耳 ヒラメがタガメに 変わる夜 お膳の刺身 笑いに泳ぐ
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いい声で素っ気ないあなたの返事となりにいるのは女じゃないの
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ただ前に 下手でも繋ぐ羽根の軌道みち 死ぬまで続くわたしの鼓動
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雨粒も隣のあの子と居たくって 雪となりて積もりかたまる
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