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珊瑚の美 狙うヒトデは胃で舐める 眉をひそめる食性の怪 (★ゲスな歌への感想込み)
15
ゆるゆると暮れ
泥
(
なず
)
む 春宵の帰路 見逃さぬやう 探る明星
31
縁側に膝を並べし宵の口ビール片手に春のお月見
25
昔の人はまだ言葉なき思い出をよくぞ「思いが出でる」と名づけ
7
堕天使と 人になりたい 死神の キミと俺との ロードムービー
2
寡黙なる侘しき
門
(
かど
)
を晴れやかに祭りのごとく舞う金魚草
42
愛らしく 瑞々しきは 名の通り 乙女椿の お目覚の顔
16
窓を開け 卯月の風吸い込んで 気分リセット! 「今日」がまた始まる
15
車窓から 過ぎ去る雲と長閑なる 田園風景独り眺むなり
23
夜更しが峠を越えて朝になり 夢へ「おはよう」日の出と眠れ
19
「おやすみ」と夜の静寂に届く音は雫落ちるにかき消されゆく
18
風薫る薔薇の棘まで緑濃しふんはり咲きて紅色に染む
25
はじまりは ささいなことの 口論で キミも言ってた 楽しかったと
4
検診の「異型上皮」の判定に印押す気持ちはアンビバレント
7
かまいすぎ 大きな溜め息ついたきみ いつか、きっと どこかできっと
7
髪の毛も皮膚も脊髄も溶かしてさ、あなたと一つになれたらいいのに
3
君がため春は来るのさ こんな日は花束抱え会いにいこうか
6
春風に 背中を押され 前進め
3
寒き朝 鈴の小花に 揺れ雪の 細き水降る スノーフレイク
21
ひとときの 甘美を終えて 苦に沈む
4
影法師 コートの隅に 取り残す
3
急登の先の道辺に淡き朱の揺らるしだれり 大櫻かな
21
虫やらを 避けて通るは 初夏の道
4
そよ風に乗りて吾の目に入り君へ 写メして贈る白きサフィニア
17
山深き道を辿れば山桜皆の土産の話しへ変える
20
潔き 精神の美を 日の本へ 幾年積もる 桜愛でたり
19
友は来ずシロツメクサにかさぶたを剥がされ夜の道は明るい
15
ダフネの灯 永遠に繋いで勝利者へアポロン捧ぐ月桂樹の輪
13
空っぽの掌だから持ってける 夢のかたちを崩さぬように
8
いにしえの願いを捧ぐ甘き香の清楚たゆたうカモミールかな
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