先輩や 指導する人 無視すれば 守ってくれぬ 覚悟があれば
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醜いと 言われてなんぼ 個性的 他人との違い 大切にしよ
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随分と 離れてしまった 平均を 気にすることも なくなりました
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同じ月 同じ時代に 観れる縁 心も円く なれる秋の夜
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相手の目避けては逸らし嘘を吐く きっと僕らは『友達』だから
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円卓にいとこ煮出され アクとれぬ汁呑む 訊かれた―「お前ドコ大?」
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「傍に居て」その一言が透明で影に溶けては「何も無いよ」と
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月明かり照らす夜空のひつじ雲 秋の夜長を静かに飾り
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番長はどうしてもヤスアキ使いたい 我等は耐えて応援するだけ(ベイファン限定すみません)
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また今日も出せない手紙積み重ねやっぱり雨も苦手なままで
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秋なれど朧月夜の薄明り ぬるい空気で煙草でも吸う
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ひとりねの朧月よに絡める 金木犀きんもくせいの姿あらねど
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夕方の商店街選挙候補者が歩きながら演説す
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怒らない 心に決めた 標準を 固く守りて 馬鹿にされてる
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子供には からかわれるし 女には 命令されて おいぼれ爺
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フリクション半身残し手帳に留まる 殺人事件のよう
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豆苗としめじベーコン バターしょうゆ 秋の味覚だ きのこが美味い
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ぼへさんの「略奪愛」が気になって ググってみたよやっぱ大映テレビ(笑)
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口元を指せばおはなと答える甥っ子 全てをまるっと愛す
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ヨーグルトをゴゴガと呼ぶ甥に 昔の私を重ねる母の目
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本捲る指のささくれに気付く 貴方は気付かないでちょうだい
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おそろしい時間でしたね、くわしくは存じませんが紅茶をどうぞ
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雨上がり レインコートを 着た犬が すれ違いざま 俺らを見遣る
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通り雨 俺もお前も 傘なくて 会話もなくて 手は繋いでた
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久々に書いてみようか 指先は書けなくなった 夢物語
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縋れども 縋れるほどに 崩れ行く 希望は正に 泡沫Utakata如く
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踏んづけたチューイングガムにありがとう 背が伸びている二十五の秋
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やめるんだ、すずちゃんだめだ、やめるんだ(棒)いやだよアニキ!好きなの抱いて!(棒)/『略奪愛・アブない女』より
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どこからやり直せばいい いつまでも新卒 毎月胃腸炎
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思いつき 行動したら 最高や 良かれ悪かれ 我の宝に
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