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おはようの音を奏でるサックスの銀色褪せてセピアなる朝
24
いつ会える金曜日なら平気ねの文に溜め込むランチの笑顔
20
くしゃくしゃに笑ってみれば寂しさを吹き出し笑うあなたが好きだ
20
朝の陽へ撒きし餌へ舞う群れ鳩と触れ合う爺の影は伸びやか
19
枝の先 うっすら緑 ピンク色 木々も桜も もうあとちょっと
7
ごめんねと ごめんねと思う夜は長い それでもやっぱり独りが良くて
6
壊れてた無線イヤホンなおるようなリセットボタン人にも欲す
7
愛のない単なるオスの事件には同時代者はついてゆけない
21
常夜灯 辛くないすか?灯き過ぎで 言ってくれれば消しますけれど
4
あなたには、届かぬままで 散る恋を 何と名付けて 春に捨てよう
38
鉛のようにベットに沈む 目覚めたら時が戻っていますように
7
花も散り暑さが寄せる今はいつ 春と夏とのあいだの虚無期
9
ボイジャーが銀河の端に辿り着き「宇宙は広い」とようやく零す
12
初めての孤独な夜に泣き叫び、かけがえのない君になっていく
8
「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
18
キッチンにキャベツを刻む音だけが響く一人暮らしの独り
8
友達がいない僕でもトモコレを楽しめてます 明日はお休み
4
駅前の 最後の信号 青ければ 僕は今頃 学校にいた
13
君といざ春の日差しで前周り 僕の額が空に映った
10
通勤時うぐいすの鳴くこの道が京都に続いていればいいのに
19
嗚呼君と その黒髪を
梳
(
す
)
くように さらりと老いて 死ねば幸せ
14
図書カード nextは期限付きらしく 君がくれたのいつまで飾ろう
6
数字しか分からなくなった恋人と寝息をたてて夢を見る 3
5
AIが書いた小説と聞くと途端に読む気にならないの BOMB
5
話題は尽きず三時間 スタバが出来て嬉しいね ババ達のお茶会
14
寒天は身体の澱は押し出すも心の澱は流してくれぬ
7
再会を 祈った兄の 手の中で 万年筆に 時は
経
(
ふ
)
りつむ 「ブラザー・フッド」
6
帰り路 隠れた猫の 影追えば 影も見せずに すれ違う猫
10
令和でも 顧みられる 昭和の世 いつ顧みる? 平成の世
10
アンディのお墓にスープのピラミッド ドンと乗っかる度胸なアート
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