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読み人のない本風に数ページめくられるまま木の葉舞い散り
17
チャーハンを おかずに白米 食べた君 同窓会で 今も伝説
35
秋の空 流星見るは 難しい 花火の火花 妥協し見つめ
21
登山道 夏から秋へ
紅葉
(
もみじ
)
映え 緑と赤が 日々変化して
31
鈴なりの すずかけ黄色 その下に園児すずなり 黄色の帽子
26
辛
(
つら
)
ひとき 歌に気持ちを
認
(
したた
)
むる 自己流アンガーマネジメント
31
はらはらり合否の友にさよならを 私はまだ薄月の下
8
不死不朽色褪せぬ愛道ばたの顧みられぬ場所に咲く君
13
夏空が染みた茄子漬け照る夜長
涼
(
りょう
)
くいつくし明日は霜立つ
13
十三夜 見つめる月にごあいさつ 聞いてもいいの言ってもいいの
16
赤味噌の味噌汁味が決まらずに 四半世紀も過ぎてしまった💦
35
気分が良くて勢いよく飲み干した珈琲が白いシャツに跳ねた
6
ぐんま名月 八百屋その2で 発見す 138円 これは買いです😉🍏
18
雲間よりおぼろに出づる満月を みなもにうつし放水路凪ぐ
24
考察が 苦手なもので 短歌の意 味わいきれぬ 自分が悔しい
26
強烈な斜めの朱が消え去って黄昏揺れる赤黃菊花
20
無情にも 私だけが 変わりゆき 夕陽は熟れて みんなそのまま
3
十七年たくさんの幸せ有難う!
愛犬
(
キミ
)
のお家よ 骨壷を置く
64
板の間に素足をのせる冷たさで 秋の終わりが足の裏から
26
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
62
節電で冷えた便座を知らずして 座って上げる悲鳴ぞ晩秋
19
飲み干したカップと一緒に投げ捨てる私をふったあなたの記憶
10
最後かな 赤く艶めくいちごみて 躊躇いながらも、えい!ともぎ取る
5
秋に降る 雨は一気に 目の前の 秋らしい木を 冬っぽい木へ
8
届かない鈴懸の葉はコンクリに拾ひてかへる恋し木の道
13
ややこしい期待を背負う 併殺になるなら三振してくれよって
23
畳踏む夕暮れ時の満ちたりを 教えてくれるうたた寝の夢
6
夏の日の夕暮れ時に眠ってた君はひとりで星座になった
5
マスクして帽子かぶってメガネかけた そんな姿が不審でない今日
10
言いたくて 言いたいことを 言えぬまま 放っておけば 心が歪む
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