冷ややかな月の視線をやりすごす 他人と肌を重ねてもひとり
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ナデナデす ねこが応えて フミフミす ただそれだけで 癒える気がする
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ばらばらの呼吸が喉を震わせるごめんなさいがうまくできない
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香水と 制汗剤を 吹きかけて 汗にまみれて  宇宙の香り
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タイマーが切れてエアコン付け直し同じ景色を毎晩見てる
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友人宅 恋愛映画を鑑賞す こんな青春 俺には無かった
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やはり来た登山のみやげ筋肉痛これが最後の伊吹の頂き
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連休に 溜まった仕事を 消化する 新着メール 同類がいる
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上京し 夏の音が 物足りない 蝉もカエルも もっと鳴いてよ
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サウナより 暑く感じる 外気温 水風呂 あれば 整うのでは
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ほしいのは 時わすれるよな ぼつとうかん あのなつのひの えいがのような
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必要とされる自信がないものでわたしのペットは豆苗くらい
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乗車券に特急券を重ねつつ きみの故郷をわがまちにする
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ペダル踏み ひと漕ぎひと漕ぎ 会話する さあ相棒よ 何処まで行こか
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両家顔合わせというより、お互いの世間話に花が咲き、もうとまらない⁉️今日は何の日?お互い困惑してたり。^_^
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🐶こっとんさん、お元気でした、サッポロ大雨土砂降りとデンスfogには、まいった😰
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カフェ、ランチ、エステに繰り出す三世代 女同士の家族は愉し
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時代とき移りかつて好んだ詩に触れり我が子の読みし谷川俊太郎
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体温を分け合う儀式の最中に ぽつり唱えるあなたの名前
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鵜飼舟きほひ行くらし後の世の闇を照らさぬ篝火の数
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アフガンで 地雷踏みにし アメリカ兵 撤去に取組み 余生を賭ける
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ぼくたちのDNAは知っている細胞レベルで結ばれないって
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梅雨明けもまだでこの暑さすでにもう 暑中ハガキ書きたくウズウズ
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夏の夜を短きものと思ひしは恋知らざりし昔なりけり
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吉野川早瀬を下す筏師は夏をよそにや世を渡るらむ
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代わる代わる ねこたちだけは 寝室くる 人は放置かい べつにいいけど
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こんな暑い日なのに何故か リビングに 居りたくなくて 寝床で茹だる
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海底に沈んだ都市がありまして想い出として生きている君
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別れにて お世話になりし 友柄と 行きし集いに 感激するか
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元妻に あと四日ねと 言われしが 何とも言えぬ 別れかな
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