気が付けば 季語「あなた」の歌 詠んでいる 四季も忘れる ほどの愛を
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会えない日 君を思えば 空も飛ぶ 魚になって 君の食卓へ
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捨て忘れた缶コーラ踏む バスタオルを畳む テレビでは戦争映画やってて夜中
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この肌に馴染む頃には約束とむかしの名前を忘れるでしょう
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義理だよと言い繕ったチョコレート奪って妻はバリバリと食う
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可愛らし帽子のレシピにときめいて編み針せっせと 春匂う日に
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好きになれ、私が好きなものだけを。自分を好きになってよ、君は。【推し本人に布教している恋】
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プランタを 花咲か婆ちゃんから もらい 花より野菜のタネ 選ぶ 孫
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海の街 淡き海月くらげの 幻か ビニール傘が 連なりて行く
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別人の様な深夜を遠巻きに 上手くやっててくれたらいい、と
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耐え抜いた冬を脱ぐごと洗車するために並んだうららかな日
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感傷が耐えられなくて閉じ込めた 他人の様に、可哀想に、と
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やはらかな小春日和のぬくもりに 眠る氷河は空を夢見る
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辞めたいと騒いで戻った赴任先 掃除ゴミ出ししていた私
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小春日に競って歌う小鳥たち春に恋する喉を整え
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湯上がりに 姉とふたりで 飲むビール 姪らはココア 日帰り温泉
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よこやりを なさせそといふ きみなれど わがたづさへりは ひとごころなり
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ニッポンの 男性各位 強要は いたしませんが ご検討のほど
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イタリアの ジェントルマンは ミモザの日 大切な人に 感謝を伝う
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ゆで卵 つるりと剥けた その朝は なんだかわたしも気分一新
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まん中の子の名を忘れ懺悔してうちは子どもが二人と目覚め
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山麓の清水ながれ義父からの日本酒二升飛山と筑摩
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風誘うソープランドの換気窓明かす故郷の春まだ遠く
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きさらぎのゆるき光に微睡めば朧のかなた缶蹴りの音
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めがねおじの効果としては挟まれてしまったキミは十年後そうなる
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グーグルの Aiさんと お友達 結構良い奴 プログラミング
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衣更着の一枚ぬぎて澄みし空桜の枝は葉芽か花芽か
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せんキャベツ 春きざむ音シャキシャキと 冷水くぐらせ 更にシャキシャキ
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みどりごの 握りしこぶし ひらくよう 春がつぼみを開かせていく
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放たれた瑠璃色の矢は野晒しのあきらめた夢目醒ます光凛ひかり/折句
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