登校日項垂れた背の向日葵に夏の死を知る七歳ななつの嗚咽
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ワンニャンに「いいね」してたらTLがいつのまにやらワンニャンだらけ
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道まひの扇 私も欲しいなあ ミニチュアのグッズを販売して欲し>光る君
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25点付けて紛れる帰路の群れ他人の背中自分の隙間
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九月から日に一万歩に戻そうと思ったけれどもまだ暑くて無理
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冷静に 想像すれば 人間は 何億人も 生きては死んで
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咳が出て 痰が出るのに 妻は言う 働かないと 暮らしてゆけぬ
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台風が 去ったその日は 白い雲 青い宇宙に いっぱい浮かぶ
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ニオイとか ホコリが出ます 人間は センサー光る 責めてるように
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悪いこと 一つもしない 決心を 今日もしました 昨日のように
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この頃は 夜も眠れず 昼間から ぼーっとしてる アレルギー症
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感謝しか 感じられない 状況に なれば自然と 謙遜になる
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この世では 悩みは絶えず ただ一つ 希望といえば ナザレのイエス
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失業の 不安にいつも 苛まれ 病にいつも 憑りつかれてる
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風吹けば 埃舞い散る あぜ道を とぼとぼ歩く 心の世界
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のんびりでUターンまでした台風の温帯なっても残す注意報 /3ッ発令中
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真夏の夜 ふと目覚めれば かぐや姫 悲しい顔して どこへゆくのか
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青空に 洗濯物干す 嬉しさよ 鼻歌になり 笑顔にもなり
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何歳と毎日聞けば母親は今日は三十歳さんじゅう昨日四十歳しじゅう
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夏疲れを重ね着したごと重き身をふと秋風に慰められたり
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たいふーが さったらねこは にゃるそっく あらしのあいだは クースカねてた
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赤毛のアン読んで ドーナツ壺といふものに憧れ パン箱で代用>ドンクのデカ箱
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人生は一筆書きで最後にはどんな作品出来上がるのか
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暑いから 理由にしては歩かない ぐうたらしてたら腰痛悪化
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健康に良いとテレビで見た品はスーパーの棚にはすでに品切れ
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なに持とう 雨傘日傘 読めないな 晴れ、雨、曇り ちょい雨多め
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電車で初出勤おりないがおりる人の圧感じておりる
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赤ちゃんも若者おじさんオバチャンも笑ってるとこ見るのが好きだよ
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サザエさんのように偶然バッタリと町で出くわす友と二人も
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吾亦紅の色付く先の空は冴え高きところへ薄き雲引く
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