金曜の君はきれいだ でも僕は月曜の君がいちばん好きだ
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こんな時弁護士さんを知ってたら苦労しないで恨まれないで
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すれ違う間もなく怒号浴びせられ『このドアあなた、何年通った?』
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娘さん発達障害ある方で、ドアで怪我しちゃどう謝罪しよう
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あぁこれが近隣トラブルお隣は十数年も住んだ長老
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お隣に謝罪に行くには現金か?メロンか?または土下座しますか?
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自転車の出し入れで開けるドアの鍵、「都度閉め無いと怪我したじゃない!」大変申し訳ありません。
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室外機と竹まみれの建物に 僕はとっくに挟まれていた
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秋が来て此度の夏を思いおり そうか今年は君と出会えた
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花びらが落ちてゆくのは誰のせい 水をやらないあなたのせいよ
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昔はさ、息継ぐ間もなく喋ったね 生活違えば 話題も尽きる
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隠すのも愛情だって分かって!がっかりさせたくないのにキミは
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二十歳頃よく聴いていた「シャングリラ」 今では君の十八番オハコになって
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ゆく道を全部一人で決めるなら持てる荷物だけで生きろや
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独り寝の夜はかすかに思い出すもう歌詞はないやさしいひびき
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陰暦のうえでは秋と知らされた地獄のような八月七日
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ドカ食い気絶部とは名ばかりの物 ワンチャンに懸け食いまくってる
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三十一文字みそひとを学びて出会いし友に会うためのアクセル隣の町へ
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甘藍かんらん十重とえ二十重はたえに押し隠す秘密はもはや裁断されて
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逃げのびた先のしずかな朝焼けが告げる新たな章のはじまり
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草抜いて熱中症になったといふ 知り合いの身が案じられたり
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どくだみは抜いても抜いても伸びんとす あのしたたかさ 手に入るなら
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こんなにも 時間経つのが はやいのか 雑貨屋さんで ハロウィンみっけ
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マル君の大好物の鶏ササミ 九月一日 大手町駅
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記憶を奪われてもきっと思い出す背骨に這わせる夜のつめたさ
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君だって 恋してんだろ 俺だけに 雪見だいふく 1個くれたし
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君はもう ものすごく俺に フィットして 元からひとつ だったみたいに
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一度でも誰かと話して笑えたらそれだけで今日は佳い日としよう
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悲しみを 無用に背負う 子供らを 救う勇気を お持ちでしょうか
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この店のウィンナコーヒーは飲みませんあの思い出が壊れてしまう
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