実力を出し惜しみしているみたい こんな皮肉はどう切り替えす?
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いいねした数ふたつ増えたもしかして何処どこぞの誰かもこの歌いいね
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気がつけば霜月なりてソファに亡き義父の姿探す
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愛猫ともっと絆を深めたい ねことのふれあい「おきしとしん」だよ
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霜月のはじめに霜がおりるのは キミの髪だけ 白くなったね
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付箋貼る本のページが重なって何が何やら要点を得ず
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晴天を望んで遠く見上げても黒い雲のみ重く空落ち
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こってりのトンコツ食べて腹下しはらまき代わり腰バンド巻き
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足早の霜月師走に言の葉の重しをつけて錨を下ろし
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霜月や  重く成りゆく  掛け布団  重力以上のものを感ずる
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網膜をパレットにしてカンバスは光、空気をわたしにえがく
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軒先で しまい忘れた 風鈴が 音も忘れて 揺れているだけ
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霜月に 台風ですか 面白い 呑気でいても いいのでしょうか
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とどめさす 淋しい心の 急所とは。 人にはおわす のど仏なる
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母の枕によだれをダランと垂らして寝る娘
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奮発の孫のおごれりランチなり バイトでためた虎の子にのる
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邪心無く 抜きつ抜かれつ遊ぶ鳥 足止め見れば 心のゆるぶ
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「ありがとう」を「蟻が二十」とのギャル言葉。その言いかへに照れ隠しみゆ
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自販機の結露に指で匿名の「今日もガンバレ」 朝が明るい
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過ぎし日の 淡き想い出 胸に抱き 何時か再び 再会信じて
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死ぬときは傍で見ていて人生で吾の一等まばゆい姿
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つきめいにち ふとめをやれば のうこつの 蓋石ずれて 石屋でんわす
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何歳いくつでも優しさこもるプレゼント貰えることで日常豊かに
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かじかんだ 指先なぞる 輪郭は わずかな熱で滲んで消えた
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明日からは頑張りますと呟いて今日は一日臨時休業
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週明けから予定詰まっているんだな「喉イテ」手前で食い止めたいの
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なんだかな 起きたら喉がむず痒く 夜中の1時に水飴なめる>なんかの妖怪か?(笑)
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縫い物と編み物という魔物あり時の流れを無くすいたずら悪戯
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離婚した母のご飯を食べに来る二十歳過ぎても子ども食堂
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深夜にはパンを作るな迷惑だ。そうね、時間は作れる物だ
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