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淋しさは淋しさのまま今日の日の淋しさ
抱
(
いだ
)
き淋しく寝付く
14
トマト缶あれば 何かはできるのね しめじ・まいたけ ウインナにコンソメ>チューブにんにくを少々
16
古
(
いにしえ
)
の雨は大地に脈々と流るる想ひを未来へ託し
17
鉛筆で 書く音なぜか 懐かしく 午後の窓辺に 西陽差し込む
28
水をいれたコップのような完成が言葉で出来ず釘で文字書く
9
親も子も 毒も薬も 喰らいつつ お腹くだして うたかた処方
42
沈む
魚
(
ウオ
)
浮かぶ泡とが交わって夕暮れがまたいつもの闇へ
6
外干しで冷たく乾いた
洗濯物
(
ほしもの
)
と共に温もる床暖の上 /ほっこり
28
華がない だからどうした漢なら 生き様死に様 背中で語れ
20
色と色重なる街のクリスマス
硝子
(
ガラス
)
に映る二人の影が
8
煮詰まった 頭を覚ます 屋上で チョコを一口 甘さにほろ酔い
29
氷張る小学校のプールには思い出という宝が沈む
12
窓辺から 空を見上げて オリオン座 澄んだ光は 冬のギフトに
34
粉雪の降り落ちる空足元の白い靴跡点々として
8
キラ星の如くデビューのアイドルも数年後には名前を忘れ
4
百均のセルフレジ終えホッとする 家に到着品物がない😩
27
飛んでゆけ澄んだ空気を突き抜けて未知なる炎は富士の雪まで
15
寒くなり夜中に目覚めぼんやりと声が聞こえる昔の彼女
5
晩秋のハンドル冷たし
東
(
ひんがし
)
の朝陽差し込み解かしていくごと
28
愛し君ずっと幸せでいてくれと 願ったその夜わがままを言う
12
淑
(
しと
)
やかに積もり消えゆく色と色 花に移ろふ季節の色よ
19
亡き父と 母の誇れる 思い出を 語れる妹が いる幸せよ
17
セルフレジ済ませ品物見もやらず立ち去りかけたおバカな私
17
光陰の陥穽となりぬ歌研ぎの宵と思へば東雲の空
16
戸を閉めて籠り火を焚く囲炉裏かな パチパチ爆ぜる炭の光よ
18
はらはらと
小
(
ち
)
さき扇子を振る如く舞ふ
鴨脚樹
(
イチョウ
)
の葉 霜月の風
32
秋空に かかる紅葉と 蜘蛛の糸 ふわり浮かべる 星のしるしを
10
午前5時 妖しく光る 灰空に
天
(
そら
)
を撃ち落とす そんな気がした。
5
澄んだ空 消えゆく月と 黎明に ナニか大きな 存在を見る
8
久に会う誕生月の娘のために少しはずんでランチ愉しむ
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