想っても傷つく自分ためらいて雨に打たれる紫陽花は蒼
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夜手前とかげの緑「いとかなし」僕は一人で夕焼けを見る
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溶けそうな温度のなかで骨だけが正気で駅のホームに残る
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生産性なんかなくても生きられる一日を生み出している人
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夕焼けの色を模写したまるい花 梅雨が忘れていった紫陽花
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『頑丈そうだったから』だそうですね あなたが僕を選んだ理由
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「普通」という多数派に入れなくて我の行く先ぼんやりかすむ
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其はアルファケンタウリより訪れるに赤デカンタのみ干して帰れり
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困る人 見ては素通り せぬように クビを突っ込み 解決すべし
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男ども 権力好み 争いて 一生終わる 好きにはならず
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綺麗ごと 飾りて他人を 黙らかす 偽善じゃないか 野心じゃないか
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勘定を 始めた途端 夢は醒め ロマンは荒む 数字の中に
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体制も 組織も心 失いて 機械のように 装置のように
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押してみて 引いてみたりと 忙しい 些細なことも 大きなことに
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甘い顔 付け込まれても 怒れない 心を鬼に すればおしまい
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甘えん坊 調子に乗って 親切を クーポン券と 思える君は
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見てならぬ ものをちらっと 見てからは 決して言えぬ 大人の掟
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目を開けて 現実みれば 逃げるより 格闘すべし 生きるためには
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世の中に 阿吽の呼吸 なんてない 絶対どっちか 合わせてるはず
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愛用の 袖無し肌着 ツートップ 一枚布に 戻ろうとしてる
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白壁に へばりついてる カミキリムシ 如雨露じょうろで突くと KillYou と鳴く
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限られた スペースの中 在庫積む 肉体労働 という名のテトリス
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窓際で 寝返りうって 風を待つ ジュリーのように 髪をかきあげ
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音読の 課題だけれど 傍目には 弟に読み 聞かせるアニキ
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スーパーで 買う和菓子でも 孫と届けりゃ なんとかなるさ 母の誕生日
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改装中は 分かるけどラー油 タバスコ置いてて 欲しいポイント 3倍なんだから
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素麵に 焼き茄子のせる 願わくば お酒があれば 薬味があれば
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蜚蠊ゴキブリを 殺生した手で 馬大頭オニヤンマ 助ける我は 一茶にはなれず
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夜の夢 光る花眺め手を繋ぐ150センチメートルの君
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彼女が握る170の君の手は、150の時私が握った。
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