寂しい日 グロス厚塗り 胸ボタン  なぜかとめない アピール力
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居直った裸の王様ご開帳肩身のせまい兵庫県民
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なぜ命そこまで尽きぬと考えた鶴は千年亀万年/キロさんオマージュ
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太陽も地球も僕の心臓も そっととなりで微笑む君も(お題・世界に一つだけ)
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疑心暗鬼 愛のない場所 不毛の地 押し寄せる不安 愛が消えた場所
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堤沿い傾く陽射しちりばめり伴侶探すや数多あまたのアカネ
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誰にでも 死が訪れて 振り返る 己の道は 正しかったか
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最良の 人生送る 方法は 悔い改めて 神に学びて
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秋の夜に 色なき風が 吹き抜けて 侘び寂び感じ 五感際立つ
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枯れた向日葵 僕を囲んでいたあの校舎 今となっては見下ろせそう
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永遠に 生きたらいいな 永遠に 生きたら何か いいことあるさ
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江戸川を隔てて望む 東京都 隣の芝はないから青い
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100年も 生きたらいいな 100年も 生きたら何か いいことあるさ
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アレルギー 副鼻腔炎 眠いわけ 寝てる間も 洟が出るわけ
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なんだって どういうことよ なんでまた 不思議なことが 多すぎるわけ
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嫌そうに食べ残したるカメフード お掃除するのは亀父のジョブ
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我与うカメフードには目もくれず 「またこれかよ」とギロ見する亀
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好物の刺身と梨とぶだうには 喉詰まるまで食い付く亀よ
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君の名を久しく呼んでいない事 不意ふいに気がつく長月なか
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あの日言われた「偽善者」が抜けない 何が悪いと返すこともできず
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もう全て終わったことと丁寧に折り目をつけてたたむ風呂敷/題『風』*
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たこ焼きのソースの染みさえこの夏の思い出として浴衣に刻む/題『刻』
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死に場所に私の部屋のベランダを選んだ蝉が手を伸ばす空/題『蝉』*
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あの夜に 鳴いて走った柿川を 今は切なく 秋雨が泣く
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いつでも並ぶ山手線ホーム、蒸し暑いここはまだ残暑かな
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だいぶ涼しいが蒸し暑く、電車内寒すぎ、全身ダルーくなりにけり
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始発まあまあ空いてるが、隣りの方のカバン横抱え隣当たってます
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愛あれば 克服できる 罪多し 悔い改めて 命を繋げ
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罪一つ 犯さぬように 生きたいが 欲ある限り 難しいわけ
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金貰い 金を払って 生きている 楽しみながら 働きましょう
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