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揺れる木々
降
(
ふ
)
りては渦を巻く枯葉
杜
(
もり
)
に満ち満つ冬の音聴く
30
振り返る少女のそばに天使たち「遊びましょう」とダンスで誘う
32
輝きに当てられ閉ざす
鬼
(
ひと
)
たちは闇に呑まれて自我を失ひ
14
死にし後 人は
何処
(
いずこ
)
へ 皆行かむ 薔薇色の雲に 問えば消えゆく
21
とてつもなく巨大な壁を軽々と跨いでやって来る巨人の夢
6
辿り着くことの出来ない僕たちが目指す境地が別にあるんだ
13
wifiのルーターが月と交信している緑と黄色と赤のランプで
14
華のある時代もとうに過ぎ去って不思議な星に長居してます
14
マタニティマークの方に 席譲る紳士を見掛け 安らぐ心
26
緑内障 忘れた頃に やって来る 地震と同じ 災いの元
8
湯船にて 眠気堪える 冬の夜 北風紛れ 鈴の音が鳴る
12
(
鈴ならしてるよ 君が好き だけどやっぱりトナカイさん 貴方の鈴には勝てないよ
)
3
(
氷の中の恋心 君の手だけが溶かすけど 君のそっけなさにまた凍える
)
4
(
私はね 差し伸べられし傘 いらないの ただひらすらに雨に濡れたい
)
6
ぽけらーと 年賀状作りつつ 鍋を煮る タイムテーブル やっと出た出た>FNS歌謡祭・第一夜
16
口紅をふざけてつけた放課後に雄の孔雀の鮮やかを知る
9
ケセラセラ 明日は明日の 風が吹く なんくるないさー なるようになる
9
期待には 応えにゃならぬ プチっとの 鍋といへども 今宵は冷え込む
20
足の裏の棘抜くようにこいごころ拾い上げては雨、あめのよる/おっさんずラブ 四宮要
5
文庫本二冊とラジオを戦友にあさって受ける手術に臨む
17
小さめの罪悪感が巣を作る レシート捨てるための入れ物
14
そこでまず相手の登記を確認し まだこの話サウナでします?
8
(
ありがとう 君にいつも助けられて だけど僕は言えないな 君の前でしか笑えない
)
2
(
キラキラね 光る街がすごく綺麗 ただその影だけが好きだった
)
4
(
君には花が似合うから 僕が毒を吸ってでも どうかずっと枯れないで
)
4
(
あ、元気? すぐにうん、と答えれない 僕を死なせた 何かを刺したい
)
2
昼風呂に あんまり入った気がしない ドアの向こうで にゃーこら言われ
18
今日ばかり頭を抱えて歩きたい 重力に負ける圧縮血管
6
疲れてるのに眠れない 路地を行く人のくしゃみが聞こえる凍夜
26
変動期ふてぶてしさと穢れとが猛威ふるって街々満たす
9
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