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「生きていた言葉」に献げる徳利のセーター チョッキ ちゃんちゃんこ など
18
風邪ひかないようにね、と 膝小僧気遣われ ちょっと面映し 49歳>八百屋にて
18
荒波を海の嵐を乗り越えて船の航路は歌に任せて
14
ドキューンと胸を打たれる恋がしたい!僕の女神は何処におわすや
10
恐竜の世界を見ては匂っては踏み潰されて死ねたらいいのに
6
〈画像とは 異なることが あります〉と 明記しとるも これはないやろ
6
港町のスーパーにしか売ってないお惣菜を見に行く朝の
10
嫌われるカラスの色は
濡羽色
(
ぬればいろ
)
人は見てない無限の色を
13
山鹿は秋の紅葉を蹴り上げて ひとり奧山冬へと消えて
21
サルビアの蜜を吸い吸いランドセル 同じ色した夕日が沈む
12
単純に友達作りしたいだけ 邪魔するだけのサクラよ散れよ
7
陽当たりの良き敷地には 紅白の
山茶花
(
さざんか
)
師走のバスの車窓
22
分からない樹はプラタナスと言ってる この世はプラタナスで満ちてる
12
恋をしてみごとに散ったあの日さえ愛しく想う秋の夕暮れ
13
落葉に侘しさ感ず歳になり残り少ない葉をおもひいる
14
旅終えて通りすがりの人想う階段掃いてたあの人の手
10
熱心に漢字練習する子いて我もきちんとしようと思う
12
大気澄み冬の陽射しを身に浴びて ニューバランスに足をつっこむ
24
葉牡丹も 冬の寒さに ギュッと凍ゆ ベーグル持って お散歩行こう
18
休暇得て午前の二度寝に目醒めれば 三十路に還った心地になりぬ
16
基地局を小型ドローン
左見右見
(
とみこうみ
)
調査か
健気
(
けなげ
)
に青空を飛ぶ
21
気持ちよく寝過ぎた朝の腰痛に悩みせしまに師走となりぬ
17
毀誉褒貶激しき「時の落ち葉」踏み 秋の残り香 聞くひとひとり
14
聖橋 少し下ると 喫茶ショパン あんプレスに 念仏と成る
5
青空よ 寒さ忘るる 美しき 青をたたえて 我らを染めよ
16
寒くってとっくりのシャツ着ようかなタートルネックと今は言うのか
13
聖橋 少し下ると 喫茶ショパン
2
今朝雪は真冬みたいにサラサラでなのにくっつく
スノーダンプ
(
ダンプ
)
べたぴた
20
観覧車 空とハートにタッチする 今がてっぺん 一瞬の夢
18
地に眠る白き裸体を温めて 蕩けるこの身 どうぞ召しませ
7
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