植民地支配のやうにアメリカのねっとふりっくすだぶるびーしー
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並列で春夏秋冬って書くことに抵抗したい雪国の人
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苔の森をオレンジの幕が閉じれば街の灯りは夜空に帰って
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ママたちが見向きもしないおんぶ紐保育士たちは心に結ぶ
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母と医師姉妹のように会話するナースステーションカウンター越し
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カニューラもドレーンも下げてはしゃぐ子等小児病棟エレベーター前
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許されて安穏感ず関係を持たず久しき月日流るる
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孫に会うただそれだけの為国境を越えるかのよな受付業務
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寒の戻り帽子おさえる手も凍え飲みにいくんだ呑みにゆくのだ
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町内のスタバは異国のバル化してガラスづくしのそとにふく風
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スーパーのいつもそこだけ品薄なぽっちゃり猫用フードの棚
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ミモザ色に 願いを託し 植樹する 毎日会えるね 声もかけるね
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旧友とお喋り尽きず二時間半 明日からの糧となりにけるかな
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一番の老ける原因「血糖値の乱高下」だと主治医が言った
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ため息で 伝えることは できなくて 昇進しちゃった 現場を離れる
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ヨドバシで 電気ケトルを 買いました おすすめされた 象印のヤツ
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12ビカリアの図を描き損ね加点をば得ず旧理総B
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真夜中の 北西の風 寂しくて いきものがかり 「YELLエール」を聴く
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目をそむけ 知らないふりを したけれど じわじわ怖く なりゆく世界よ
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神社での 春の茶席で 祭り終え しんおとこには 神が宿りて
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三月の粉雪かかるアスファルト ガトーショコラを食べたくなった
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サイゼにて待ち合わせしたいもと吾は互いに老けてしばし気付かず
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三月の 大雪の日に 産まれたと 信じてたけど 調べたら小雪
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細胞のひとつひとつの震えさえあなたのせいにしたくなる恋
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彼岸には帰ってくるよと言いながらなすびの牛にまたがったパパ
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校章をはじめて知ったのはたぶん卒業式の退場のとき
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選択が 正しかろうと なかろうと 人生は続く そういうこと
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君送り 帰りし駅の 道すがら 裸眼に溢れる  右の横顔
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勝手に決めた君はこうから外れてく君に興味が失せていく
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わがままと文句ばかりの宇宙人 ジャージ制服 ソファに投げる
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