きみと目が合ってどこかで響いた 5 近づけば 4 「久しぶり」 3
5
人の世を暮れのくらきにくらぶれば 今は足もとのみぞたよりに
22
唐突な花火の音に隣家から漏れる明かりもちらちら動く
7
休もうかドアチェーンが切られるまでは死んでいられる おふろに入ろう
6
宝石の如く 目を引く 浅葱色あさぎいろ ヒスイカズラの見頃の皐月
27
かぐわしい 檸檬の花に 時忘れ 春の陽が落ち 月が昇りぬ
28
やるせなく、時の流れに身を任せ今日も生きてる私ですよネ
13
波のまにまに漂う。船は今日はどちらか。明日もわからない
8
ふるさとに花が咲いたよ。チューリップ赤白、黄色、赤白黄色
8
どう詠めど 家族も誰も知らぬ場所 気楽で楽し うたかたの場所
33
あめらば かさすのみ 常心つねこほろ かなしみらば るうまにまに
11
おも かすれりかお わするらむ あらがすべ いたずらならん
4
練習しうまくなったか?ウグイスの声
5
をのばし ゴハンまつのよ ねこだから 猫背だけどね 猫背なりにね🐱
21
やすみあけ俯きながら帰りみち知らぬ間に蚊柱のなか
9
スカートがたなびく旗に見えたから あなたを目指してやって来ました
4
着々と質素な蕾の紫陽花は 雨の季節の準備をしてゐる
18
緩慢に頭上に寄せくる黒雲は 五月の空をネガティブにする
13
光る風鷺飛び立てば煽られて吹き戻されて立つ土手の草
19
カーテンの揺れるはやさで恋をして風をつかまへ雲とならまし
7
自分では毅然としてる積もりだが腰引けてると他人ひとから言われ
13
君の髪 風に揺れると 僕の肩に 微かに触れる 心が騒ぐ
13
昨日まで我慢できたのに今日はもう泣きそうになる恋は弱虫だ
9
ヨロコビのあとのプチなるカナシミよ ファミマでヤマザキお皿在庫切れ😿(ライフまでいきました〜)
12
颯爽と風切る数年ぶりの自転車チャリ おいもベーグル手に入れ るんるん
19
訳もなくにこやかな人を見た 不気味な天使なのかもしれないな
6
初夏の午前六時まえ 二度寝の夢か 脳裏のスマホ 短歌の羅列
16
連休明け 台所用のスポンジを 替えてなんとなく心機一転
23
しょうがいぶつ よけてよけるよ なんのその ねこは バランスかんかく感覚 すぐれ
17
過ぎてく暮らしに世間の連休に今日の雨降りへだて無く/連休最終日
24