飲み会の 案内嬉しや 通帳と 相談である 病院3軒
21
ドンどこドン階上響く足音の帰省の知らせふっと微笑む
11
りんご尽き シワシワになったキウイ切る 朝の腹筋 ねこが見ている
19
昇っては沈みあしたもまた昇るお日さま私がんばれるかな?
18
幼らは今日も哭いてるあのまちで世界は何もできないままで
13
三箇日最終の夜半よわ 新年を寿ことほぐ如し 冴ゆる望月
27
雪予報外れし朝の公園に正月さくらひそやかに咲く
29
箱根路の逆転劇の駅伝に吾も踏み出すリハビリのみち
31
蚊になりてゆらゆら君は僕の腕 染め合ふ血にも解けぬ魔法で (C3665C様へ・蚊の比喩に魔法をかけてみました)
9
北西の霞んだ月に照らされて車椅子分雪掃き均す/デイサービス
22
トビは群れ滑空飛行す悠々と 目星つけたか降り立つ大地
34
新春の 陽光跳ねる箱根路を タスキに託す若人の汗 
22
月影に打ち明け染めし白き肌 月の姫とはついぞ知らずに (落選歌)
17
27「キリがいい」って君が言ったから自分もそう思うようにしてる
5
神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
52
チャレンジだ!攻めて行こうぜ恐れずに未開の沼ならボードに乗って
13
意味の無い 問いかけですら すり抜ける やけに風吹く 満月の朝
5
赤光しゃっこうと警告音の響の中 手繰り寄せられ 君も共犯だね
4
初夢にゲスト出演してくれた 鷹よ今年をどうかよろしく / 二〇二六年元日
18
冬眠しない熊夜明かしの高校三年正月三が日
3
四つ打ち 上がり下がりまた繰り返し光より遠い来世の話し
5
風はらみ 指から離れて 弧を描く 紙飛行機よ 道標となれ
9
お正月 気分と休み もう終わり 日曜最後 準備段階
7
平等に人は死にます悲しんで惜しまれるのはどんな人だろう
24
「万歳」とつぶやくような朝がきてここが私のスタートライン
26
三が日 何もしない日も 大切だ
5
チャルメラも聞こえぬ令和の小夜更けて路傍にすするカップ麺の
15
雪の庭よこ切るキツネの足跡は今朝のことらし年始のための
34
やりたいことリストの最後に死ぬと書き 死んだら消せないことが気がかり
9
夏に着る服をもらった お年玉としてだと言う君のやさしさ
13