笑い声絶えぬリビング窓外に小雪の舞えど寿ぎの春
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この彼氏珍し苗字で盛り上がるすぐに検索便利なスマホ
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ばあばにも挨拶したいとの彼氏何と殊勝な嬉し言の葉/孫十人、色々います
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「さよなら」はパンダの背中の模様のよう白黒はっきりしてなくて、冬
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横綱も幕下力士も隔てなく 四股に摺り足ぶつかり稽古(なんと二所ノ関部屋見学)
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力士らは正月返上朝稽古 この職業は私には無理
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力士らのぶつかり稽古の体熱で 部屋見学に暖房要らず(朝稽古見学会)
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ふやけてる餅を置く皿なでている除菌シートをぼくは信じる
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きみはもういないから 餅、文庫本、窓に反射するぼくのまばたき
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イヤフォンに届くあなたの声さえも雪のせいかな、どこか優しい
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初雪に錯覚ごとき起こりつつ木々に花々咲かせおるなり
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いずれ来る 等しく来ると 焦がれては ふと見渡せば 試験が終わる
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白味噌の雑煮で お餅を二個食べて 三つ葉使いきり 飲みたいような
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しんしんと雪降る夜にわたしたち 布団代わりに不安をかぶる
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正月を家で過ごした家族にも どちらもほっと特養の前
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壊したい明け方四時に鳴き出した鶏どものスヌーズ機能
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凧揚げをする子らもなく天白の 川の堤をただ一人行く
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明日からは仕事モードに切り替えん 肌を手入れしマニキュア塗って
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飲んで寝て風呂キャンセルしスマホ漬け 絵に描いたよな自堕落な日々
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姪とわれ 炬燵こたつに入り お互ひの 足が当たりて 思はず笑ふ
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ひなたにて読む新聞のインクの 邯鄲かんたんゆめ 遠き正月
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九時五時で 部下に残業 おしつける 課長に物申せば パワハラだとよ
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隙間空くお節をいかに詰めようか思いあぐねる三日目の朝
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も少し食べたい思う半日分減った袋の黒豆おしい
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街灯が伸ばす私の影法師吐く息だけが熱を持ちおり
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お隣の屋根から雪が庭に落つ大きな音でその度驚く
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今日は満月 月のパワーを 受け取ろう 月にはうさぎ 地には犬猫
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部下たちに 無茶振りかます 九時五時の 課長が家では 嫁のしもべよ
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誰も来ぬ予定で除雪せぬままに宅急便と新聞が来た
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自販機の コーンスープを 気に入って 熱く語って 飲む時冷めてる
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