Utakata
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つゆつき
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心臓が 脈打つ強さ 恐怖する 君の横なら 平気なのにと
6
苦しくて 電話を掛けた 恋人に 見てみて空には 照れた月よと
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冬の夜 時折
来
(
きた
)
る焦燥感 それは「またね」と囁きながら
5
幼影
(
おさなかげ
)
。同じ歩幅で歩けども、大人の影は「君が見えず」と。
5
心の
音
(
ね
)
、耳を澄まして走りゆく。過去の影から追われながらも
5
揺らぐ朝。心の波を漂いて、見つめる先に霞さえ無し
6
過去の影 身を隠しながら 泣いていた。 見て見ぬふりは、終わりの日だよ。
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想い人 電話越しでも 良いからと 片付け共にし あゝ愛し
6
「あなたはね 自分にだけは 厳しくて」 振り返る背に 涙する影
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たそがれよ 夕暮れ時に 現れて 心惑わす 哀しき影かな
5
夕暮れは 明日の予定に とられて できるを疑い 悲しくなれば
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父と母 心躍らす 冬デート 仲良し時は 羨ましきかな
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長睫毛 私のものとて、分かれども 君が褒めれば 妬けてしまうわ
6
冷えた窓 朝焼け染まる 遠き空 丸まる猫の 姿愛おし
13
恋しひと。日暮れの色が 重なりて きれいだからと 見てねとカシャと
5
日が暮れて 心も暮れて 思い出す 朝から続く 鬱心かな
9
月明り たぬきと子らが 戯れて 無邪気な姿 愛らしきかな
8
遠い声 また聞けるとは 思えども 約束待てず 逸る気持ちで
6
窓閉じて 冷たい風を 拒んでも ぬるい部屋では 酸素も薄くて
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