自分でも「どこがそんなにいいの」って知らない日焼け跡すらかわいい
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すぐズレる 石の上では 危うくて 元の岸辺を 恋しく思う
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私がさ男だったらBLになるとこだったまつげ長すぎ
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音もなく像もなく咲く言の華いつぞさかずき交わさんことや
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言の葉が器となりて酒となる誰と交わすか すべてはそこに
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かわいいもあざといとかもできんけど「重くて持てない」とか言ってみたり
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この二日エアコン止めて凌いでるいい仕事する扇風機あり
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服の裾掴んであおぐ偶然に見え隠れした腰が焼きつく
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「サイゼリヤ、スマホで注文できるかな」 候補者に いえ、独り言です
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耳たぶの「たぶ」って何と問うきみに 言えず撫でいる ゆれる腹たぶ
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昨晩の夢のおわりの咆哮は自分自身か/蝶だったのか
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大滝の鍾乳洞に潜り込み数億年の涼をいただく
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「あゆ料理」郡上八幡吉田川暑さをしばし忘れ楽しむ
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山深く郡上のせせらぎ鮎釣りの胸まで浸かる釣果はいかに
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天日干しするタイミング失ったジップロックの中に漬かる梅
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ぬくもりが消えた光よLEDそのまぶしさにもいつか慣れるか
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夕飯後包丁洗う最中に殺意芽生える人もありけり
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音楽は何が好きかと聞かれたら演歌が好きだと即答したい
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やっぱりね あなたとわたしは離れない 運命もそう言っているしね
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土曜勤 愚痴りたきこと多々あれど 冷えたビールが全てを流す
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人けない深い山道ヤマユリは我が為に咲く威風堂々
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これまでに経験のない暑さだと以前も言ったような気がする
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デート後の ひとり散歩の 虚しさよ モヒート飲んで 帳降りつつ
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蝉の声止むほど暗き 曇天の帰路の涼風 初秋しょしゅうの如し
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如月のあの日の会話 ひとくちもらったアイス 外は寒かった
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永遠に終わらない夏巡りくる 君と出逢ったアオハルの夏
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虫刺され予防にと塗るミスト剤必ずむせる肺に悪そう
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つゆざむに︵26℃ 笑︶ 白菜とうふとにくいれて おなべもどきを 作ってたべる
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ひだりての中指にはめるカットバン 来世は君との指輪をここに
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夕立の雲の晴れゆく山端やまのはに入日を受けてかける白鷺
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