Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
911
912
913
914
915
916
917
918
919
…
次 ›
最後 »
広大無辺北アルプスの麓にて移住のチラシ無理とて憧るる
25
推しが恋に変わる瞬間をあなたは見ない振りをしている
5
賑やかし 田植への準備整ひて 雨を待ちてか雨蛙鳴く
24
自分だけは自分の味方でいられるよコートを体に巻きつけ眠る
6
思い出を共有したいという願いささやかなことではなかったな
6
とりあえず やってみようと 思ったら 一生懸命 やってみるだけ
7
シャワーからタッと滴る水の粒 舌っ足らずな五月雨のまね
8
あなたとの絆ピザ用チーズだね 過ごした時間ぷつり途切れて
8
生きたいと思えば思うほど短歌が下手になってゆく雨上がり
7
春晴れ にわか雨 光る虹は 君の色
4
兼六園くぼ地に張った水と灯籠 水たまりって美しいんだ
10
新しいスマホケースを作り上げいい成績表を見せるかの送信
19
花束を用意だけするきみにもしあげるとしても消えるものがいい
8
ラップ芯切られ着けられ時は経ち身ぐるみ剥がれて新作スタンド
14
寂しさはごめんじゃなくてより深く僕の心の夕焼けにある
30
薔薇は咲く 果たされなかった約束を交わした二人はもういなくとも
22
みずから望んだのでしょう?蛙のように動けぬきみへ
5
ゼミ終わり夕陽を背負って笑いあう若草光る教室の日々
19
手繋いでよいか聞く君いたずらにダメと答えて差し出す片手
10
スマホ無き時代に帰って文通のやりとりしたし令和七年
11
プロ野球、推しのチームの勝敗に一喜一憂、母親のごと
14
空席の光を抱いた矢は翔んで 置き傘ひとつ雨を待ち受ける
9
「終電がくる前に」と線路越え 手旗のようなシャツを振るきみ
6
冷房の切れた車内で時計だけ 爪を噛んではまた吐き戻す
9
炎昼のアスファルトから蒸つ銀河 靴底でまだ鳴っている蝉
7
今日よりも若い日はなく 明日をも知れぬ我が身だから 人の脆さを知っているから
7
行きたいところに 明後日行くつもりの私 いつか行くつもりの貴方
5
ちぃ様と呼んでいた頃ときめいた あのアルバムを聞き返す夜
6
よく見れば 蕾わずかに 残りおる 花の香りも 間に合いたるや
21
ハミガキコ どこまで使い切れるかな むぎゅうと
力
(
ちから
)
の入りぬる指
14
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
911
912
913
914
915
916
917
918
919
…
次 ›
最後 »