じっとする 猫も私も じっとする ストーブの前 ずっと囲んで
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雪解けてそのやさしさが咲くころに夢で逢えたら名前を呼んで
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庭先のレモンは黄色に色づいて僕のほっぺは赤くなってた
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迷いおれば 風をはらみて カーテンは 帆を上げる 今、船出をせよと
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百均の二個百円の菓子ほどで我慢がよいとようやく気付く/「菓子」
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祈り願う ただただ わがの無事ばかり 食べられないは 見ていて切ない😿(明日病院へ)
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『行けなくて御免ね」と言う再生の留守電から来る聞き慣れぬ声
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街灯に滴り落ちる傘と雨見つめる足に君の影きて
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朝なさな胃腸を白湯で温めて「目覚めなさい」と呪文唱える
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ふっくらとみがきニシンの準備終えソウルフードを仕込む冬の日
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いかずとも いつか迎えに 来るものは  敢えてたたずも 燃やし待てばと
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この小春日、三十センチの積雪とふ酸ヶ湯温泉に分けてあげたし
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折り返しの 階段降りて 一休み 踊り場あたりに ぬるめのお風呂
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枯れ葉踏む タイヤの音は 寒々と  小川の音が 澄んだ匂いで
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車にて 待つ友笑う 竦み風  灰皿に立ち くゆらせる様
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昼下がり ちらちらと飛ぶ雪虫に心ときめく冬好きの身は
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あきあかね顔に触れたり遊歩道 車輪の先に立秋ぞ来る
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交差点で待ち合わせがしたい その会えなさがちょうど良い関係性
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エンドウの 苗が日に日に 伸びており 秋の陽差しを 栄養にして
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ウクレレをポロンポロンとかき鳴らし鉄腕アトムの歌をうたう
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静けさに苔むす岩に山つくり剪定の刃に宇宙を見たり お題・盆栽
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り織りし小さき布に息を吹く つよき点りよ 明日の名となれ
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オンキョーとビクター アナログ接続す 70年代 ブルートゥースで
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最近は否定の棒切れ扱いとむずかる「しかし」と並んでねむる
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晩秋や ソメイヨシノの 赤らむる葉は 早々と散る 桜の如
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晴れ渡る 母の生まれし 日に思ふ 空襲逃れ 生き延び『ツナグ』
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緊急か 外出先で メール来て 内容確認 徹夜覚悟で
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そろそろと 列を彩る 車たち 火葬場向かう 先頭は祖母
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オリオン座見上げた大人「あたしはさ今もココアが一番好きよ」
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早朝に 落ち葉掃除を する翁 挨拶の声 思わず笑顔に
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