天空に毛皮のマリーズ聞かせてさジャズなんかよりロックの垂れ幕
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初雪を定める機関 フーっと吐く息の白いのと氷柱の針よ
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ゆらぎます 中学受験と英会話とロマンシングサガのリメイク
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このところとんと見かけぬ野良猫何処いずこに去りてあの月を見る
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闇闇やみやみと旗色悪き闇なれど無窮の闇の我に尊し
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普段から なんやかんやと 何かしら あるけど今日も 猫は猫です
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黒豆数の子五万米消えてベルトに穴の現る仕事始め
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「ねぇあんた」と手を取り足を取りに恋アッシー君で忙しい今
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ひたむきに家族守りし歳月(とき)の波 刻みし皺もわが愛の地図
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本当のビール心を開くため仕事辞めたし妻は亡くなり
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いつ誰がお空の色を青色と決めたのですか 決めたのですか
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テスト終わりクラスメイトと打ち上げへいつも通りのサイゼリヤ
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「恋」という騒がしき日は遠のきてただ在てくれること深く頷く
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今の世に「裸の王様」登場か不穏なニュースを見せられる日々
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夕暮れ レースカーテンの拍動を私はひとりで眺めている
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半身浴 静かな浴室 ひとりごつ 曇った鏡 時間教える
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「死ね」と言い「死ぬか」と返してそののちの梨の白さを君に剥くなり
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触れ合える距離に居ながら一番の秘密を抱き林檎を剥けり
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雪道をリュック背負ひての買ひ出しも老夫婦には筋トレとなり
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リベラルがリラベルをして誤魔化して過去の過ち繰り返すのか
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薬局でカイロポイント十五倍その場でアプリダウンロードす
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句を歌を一心尽のまたもボツニセのビールじゃ妣(はは)に逢えない
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軽やかで無邪気な笑顔愛してるどうか僕のために泣いてくれ
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嫁してより五十二年を生きし町新たなる地に雪は積もらぬ
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寂しさを 夢に滲ませ 雪だるま 夜明けに溶けて 白き息かな
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軽快なエンジン音でセスナゆく澄みし青空さぞ心地良き
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一日のラストに ストレッチも終えて うたかた眺める お楽しみタイム
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病みて臥せば 枕は砂漠の砂となり うずもれ星と 眠り落ち行く
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買い忘れ思い出す鼻新大阪 隣の席に肉まんの匂い
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生まれてきた理由になった脳焼いた十年以上引きずるからね
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