他に頼る愚かを晒す戦争は歴史辿れば神担ぐ民
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かと言って誤解なさるな其方様一縷の希み塞翁が馬
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勝ち組の虫唾の走る鼻歌は其方の世界でどうぞ宜しく
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年下のくせに わたしがブラックを 飲めないことをからかわないで
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買い物に 炊事・洗濯 布団干し 未婚の吾に 何思う母
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お互いに叩かれて泣いていた僕らが画面隔て 互いに泣いている令和二年
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買い物の 奥さんを待つ お父さん ベンチに座り 微動だにせず
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今生は奴隷なのだとインプット試験受けたら正解だった
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仏壇の亡犬(きみ)の写真に手を合はせ 今日も留守居を頼みて出勤
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水無月の 祓えの前に 投げ売りの 米価の底値 ありとひた待つ
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勾玉の ごとくに曲がる うら成りの 胡瓜も食いぬ 水に冷やして
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腹黒さ マンセル値なら 「0」ならん 作り笑いの 宰相の嘘
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純心の行き着く先の選手たち気付いた時は権威に加担
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出稽古を終えて静まる体育館 薬缶に結露 うすきカルピス
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雨上がり 夜道を一人 逍遥(しょうよう)す  ライトグリーン 蛍火(ほたるび)二つ  
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梅雨の傘たためばざぶと落つる雨軒下の石しとどに濡れぬ
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童心が 五月闇(さつきやみ)にて 躍(おど)り出す  ザーザーピチャピチャ ゴロピカドカン
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倍速でみないですます段取りを組んでタイパと胸を張るべし
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息吸えば肺まで湿っける雨の気はしんどいなぁのため息またつく
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日常を 離れ味わう 温泉は 贅を尽くした サンクチュアリ
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緑より 碧(みどり)に近い 山々は  この霖(ながあめ)で なお青くなる
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ゆっくりと アンモニャイトが 伸びをして また夢の中 ねこは寝子なり
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立葵(たちあおい) 梅雨明け告げしお役あり てっぺん目指し咲き進みたり
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正当な怒りに人は触れたとき謝る事も出来ずに黙る
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雨粒に 笑顔向けるは 初めてか 気持ち良いなと 梅雨空見上げ
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首すじにひんやりと垂れ蛇は子と二千円にて写真おさまり
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「志村さん家はゾウガメ飼ってるらしいわ」とゾウガメをみる夫人四人は
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捕食とはDNAに組み込まれ頭から食う反撃おそれ
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毒ありは噛んでから食う毒なしは締めてから食う蛇のそれぞれ
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爬虫類に目覚めし吾子はウキウキとジャパンスネークセンターへゆく
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