静寂しじまの音  秒針徒らに踊る   遠方の  原動機付二輪車 ゲンツキが鳴く 静寂しじまの音と吾
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どうしても自分が嫌いになる前に どうにかしておきたかったよ
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トーストにたっぷりバターを塗る時はなんだかコソコソしてしまいます
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不手際の加減の際を恐れつつ見てみたくなくないこともなく/どっち?
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概念に成り行く君はまるで宇宙 星の煌めき三日月ブランコ
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固まった半開きの目とその額 流れず留まる血の温もり
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何も無い悲しい事実と思ってた連休なんてだあれも来ない
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心臓が 耳打ちまでする 自己憐憫 つづらに折れる 虫の背骨
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旅行とかドライブだとかデートとか出来ない代わり時間だけ得る
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一年中代わり映えない生活は後悔するにもそれは虚しい
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連休が終わった事を報道しアーバンベアーは暴れ放題
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後悔は先に立ってはくれなくて吐いた言葉の鋭さを見る
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まだ少し しっくりこない 祝日の スポーツの日は 変わって五年
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お疲れと 微笑わらって言えぬ そんな日も たまにはあるさ にんげんだもの
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きらきらのビー玉たくさん並べたの あなた わたしの心の中に
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出来るのは出来ないわけを探すこと出来る理由は探し出せない
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ひゅーどろ覆いかぶさる黒ガッパ!追い詰められる君!ひゅーどろ
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秋らしい空になったね鰯雲西日を浴びて鱗きらめき
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読んだとてどうなる訳もないけれど政治面とか読み込んでみる
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少し前まで好きだった人はもうマクドナルドのナゲットの位置
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ほらあれと何話そうと母さんは全部知らない知ってる誰か
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夕暮れが東を差す びる、ぼく、とまと、こんくり、とき、を除いて
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ひょっこりとネズミが顔出す並木道どこにでもいる科学の賢者
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また明日って言い続けたい永遠に小学生の放課後みたいに
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抱き寄せて背伸びをさせて接吻を。回した手と指になぞられる/寒露
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歯が痛い磨きに念を入れたとてすでに手遅れ行けよ歯医者へ
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アルバムと 頭の中と それだけだ 元気なあなたが 生きているのは
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向き合おう 決めたその時 通知音 進む会話と 進まないペン
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会う人に合わせてキャラを変えている あなたの見てる私はだあれ?
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ぺこりとす今日も明日もあさっても会釈は心の握手だからね
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