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洗えば落ちると言われてた泥はもう血と区別がつかなくなった
6
莫逆の友
(
貴女
)
なら必ず勝てる、必ずだ 断言できる 間違いないと!
8
加速する 時の随を 他所に見て 独身貴族を いざ謳歌せん
6
外に出ずる 気もなく窓に 添い見れば
碧空
(
あおぞら
)
すらも 雲重く見ゆ
28
我が家には金魚二匹と妻と我 今年もつつがなくあらまほし
20
横浜は 今日の午後から 雨予報 傘が嫌いな あなたを想う
5
息子から「面白いよ」と差し出さる本で温もる家族の時間
28
「そのバッグまだ持ってたの?」ママ友よ一生出汁巻き失敗してろ
30
モノクロの 愛おし双星 惜別に また会える日を 願う月影
4
声荒げ朝を待つ間に研ぐ米の白きひかりに「ごめん」をそえて
26
冬の道あなたの足跡追いかけて共に歩める喜び噛みしめ
10
わが内に不機嫌という蜜ありて近きものほど汚して止まぬ
35
「大人になったら化粧しちゃうでしょ」今のうちに頬をさわってくる友達
7
缶ココア片手に 友と語り合ふ 交はりぬ互ひの白ひ息
25
イエスマン 「良い人だよね」の問いかけに 心の中で「いえ、すまん」
13
背表紙を高さの順に並べ替え 運動会のようだと思う
11
大切な言葉が尽きた サイダーのような色した空が見たいよ
5
やりがいも意義もないよね 息をして歩くことにもお金がかかる
5
しあわせは私のかたちをしていない いびつな四辺形の冬には
8
西日差す 小さき角部屋 ふと思い出す 幼き頃の わたしの居場所
8
にゃおーんと ねこの呼ぶのに 返事して まったり過ごす 日曜日かな
22
ステージが輝かせたがる 汗ですらスパンコールに変えるあなたを
5
雪だるま作れぬ世界すぐそこに 「対岸」溢れるCO2
14
注ぐはずなかった慈愛 大好きなあなたの子供はこんなにかわいい
7
早春の緋寒桜が咲く頃に、我 悲観して桜散りける
6
出稼ぎや単身赴任や戦場でかぞくをおもふ男をおもふ
15
夢見草 散り際さえも美しい 遠目に見つつ
梅々
(
bye bye
)
こぼれる
12
凍る月眺めファンタを飲む部屋は二十五度設定。夏の展開
29
車椅子通れるくらい平らにと降る雪を掃く降る雪を掃く/掃いても掃いても掃いても
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短歌とは
刹那
(
せつな
)
切り取り 言い過ぎず 身体感覚 心の動き
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