あいなぷぅ 可愛い顔して ディーラーも
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ゆにばーす ミスユニバース にあと一歩
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一枚の落葉も歩道に見えなくて裸木はだかぎで立つハナミズキの木
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師走となり老健施設長のオファー受け履歴書データのアップデートす
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ストーブの上のヤカンはシュンシュンと 鳴り続けてる外は半月
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真っ白に塗りつぶされたカレンダー この星にもう明日はこない
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ちょっとだけしぼんで見えるようだけど 十分美人だ十六夜の月
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老害は 雪が降ろうとチャリに乗る 買い物弱者の危険運転
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ドラえもん のび太とヒュージョン 野比右衛門
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小春日に 黄色の花と 丸い檸檬 浮世離れの 時間切り取る
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穏やかな夜凪の海に十六夜の月きらきらと光敷き詰め
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「クリパとはなんぞ」と訊けば 女房の ここぞとばかり 語るぞ悔し
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灯り手に心の洞窟どこまでも蝙蝠コウモリたちはキキキッと舞って
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うららかに咲いて輝く花一輪ピンクの薔薇は影を照らして
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友誘ひ フリータイムにて熱唱 歌と笑顔の 師走の集ひ
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朝日差す秦野の山に雲の影 照る山肌の蒼と赤かな
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沢蟹よ一生横に歩くのは辛くはないか代われないけど
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十六夜の月が明るく照らしぬる 母の帰る道 我が行く道を
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うまくいくことより どうにかなることのほうが 幸せだと思うの 
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誰を待つ 訳でもなくティーカップあり 葉洩はもれ日の散る 庭のテーブル
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君のすきな色も知らないけど好き
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目が弱りほとはの入力間違いを気付かぬ時があって困った
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ぬばたまの  暗き心に  あなたの手  そっと撫でると  勘違いする
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新月も満月ということにする 「愛している」を気軽に言いたい
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スナックの 閉店間際に 入れられる 別れの曲を 歌って帰る
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先人の 運んだ 丸太と岩の道 踏みしめてゆく 三輪山登拝
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一目見て 何があっても 好きでいる そう決めてから キミに告白
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二つ折り帯か腰巻紐切れたブックカバーに挟む栞に/しました文庫本
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コーヒーの豆を購う度にみるプライスカードは時に苦くて
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もう好きになるふりなんてやめなさい社交辞令でハイさようなら
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