上空で上がった水飛沫に付いて急降下する朝陽の中を
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かわいいと言われたいから塗るリップ マスクの内に秘めておちてく
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どうしても不幸ぶりたい日もあって流血しない範囲で深爪
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朝おきた 三食たべた バイトした 死にたくなった 目覚ましかけた
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平熱が35.5度だから 恋するだけでのぼせちゃうんだ
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熱いものすべてかなぐり捨てたい夜(※充電器は例外とします)
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風涼し!幸せだねえ夏が好きストレス飛ばす束の間の朝
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梅雨を吸い路上に満ちた血止め草 病も止めておくんなまいし
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トテトテと歩く姿もかわいいな子犬にヒヨコに私の息子
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想い出す 相合い傘で デイトした 駅への道を 行ったり来たりと
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定食の味噌汁を取り忘れてたことに気付くように気付く恋
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軽い近視だから十六夜月いざよいの欠けとかあなたのこころとかが視えない
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突き抜ける空の青さと蝉の声 あの日と同じ朝が始まる
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疲れたよ 白髪まじりのあなたから言われた言葉 なにも言えずに
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短命の 我が生き様を 見せつけて 木立ちを揺らす 蝉しぐれかな
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好きだよと言えば僕から離れてく その確かさで黒板を拭く
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読めるのに書けない漢字増えてきて書くことさえも忘れ去られて
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ダメになる前に食べてね人体もナマモノだから冷やしておいて
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潮風を吸い込み頬張るおむすびの こっちが梅かそれとも昆布か
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チョコミントアイスが溶け落ちる前にこの世で最後の恋に飛び込む
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ここからはあたらしい朝、孵化をした君が光にさらわれる朝
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だいすきだ!それだけで人は死ねるし現に私も三回くらい
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稜線を白く縁取る遠き峰 オリンピックに夏空の青
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「深夜って何時までなの?」「そんな事考えないでいられるまでよ」
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えらいので 明日のわたしのためだけに サンドイッチを作っておきます
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ジュリエット 私をその名で 呼ばないで あなたのそばに 永遠にいたくて
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「長野はさ、りんごがおいしい?」シードルのコルク抜きつつ反芻する夜
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瞳から光が消える瞬間の冷たい情熱分けてください
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少しだけ肉感が去るほっぺたに君が大人になる夏を見た
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いとしさは並んで食べるトーストのぽろぽろ落ちるかけらのごとく
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