Utakata
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キャロット
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一日一首。
折り返し過ぎた人生ルビをふり隠し通せば嘘も方便
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雨雲がピンポイントで襲い来る落ちてくるのはバケツの水か
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この夏も「火垂るの墓」に涙する忘れてならじ
悪魔
(
サタン
)
の所業
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読めるのに書けない漢字増えてきて書くことさえも忘れ去られて
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庭の隅一雨浴びた紫陽花のグラデーションに磨きがかかり
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風呂上がり冷えた麦茶を一息に下戸の楽しみアイスと共に
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黒縁の額の中から笑顔見せ見守る姿五年の月日
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おもてなし裏が見えては台無しに心ひとつで返るは我が身
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朝焼けに連なる山のシルエット日の出間近の空気は
清
(
すが
)
し
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公園のブランコ漕いで懐かしむ沈む夕日を追いかけた頃
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キャッシュレス災害時には役立たず小銭必要大金いらず
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亡き母の手入れし庭も荒れたまま雑草共に名も知らぬ花
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換気扇風を吸い込みパタパタと天気知らせに闇夜震わす
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明け方の空に輝く明星に勇気を貰い一歩踏み出す
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扇風機首振るたびに当たる風吹き出る汗に一服の涼
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窓を打つ雨の滴が流れ落ち溜まりを作り迎える朝と
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新月の夜空彩る星の数眩いばかりこぼれ落ちそう
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