Utakata
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さじ
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気がつけば時を忘れて君を見るきっとあなたは四次元の人
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トテトテと歩く姿もかわいいな子犬にヒヨコに私の息子
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亡骸を指してねんねと呼ぶ吾子の寝癖がふわり君におはよう
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第三次大戦は既に進行中 フリックフリックミサイル発射
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京急は満員蒸し風呂地獄絵図ドレミファドレミファ愉快に発車
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ドチャクソにカッケー自転車買ったけど前カゴ無いとバチクソ不便
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泣くことが女々しい?ならば俺が泣く えんえんえーん 恐れ入ったか
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人型のため息達が釜の中 「次は叫喚 出口は左」
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表現に飢えたからだと走り出す 呼吸のリズムで世界を回せ
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星渡り付箋を拾い終着点 アンドロメダが僕を呼んでる
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浮き草をそっとかき分け水面には 紺碧の空 笑顔のゴリラ
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鈍色に光る切っ先突き立てる ホールのケーキは一人にゃ多い
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つけられたレッテル火を着け堂々と 性別欄に「私」と書くよ
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ショーケース 翻訳された人の業 欲しい物だけどこにも無くて
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限界を叫ぶタイヤを押し付ける 僕は今日まで 君に幸あれ
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振り切れたレブと正気と救いの手 流れる世界に別れを告げる
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結婚の
理由
(
わけ
)
を問われれば「なんとなく」 そんなもんかな そんなもんだよ
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十余年 道は違えど君がいた 「さよなら またね」ブレーキひとつ
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雪だるま 芭蕉の髪をなびかせて サーフボードでアラスカ目指す
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我が歌は翼得たりて海を駆け 喜望峰にてツバメと踊る
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枕木にまるごとバナナを並べたら キミは汽笛を鳴らすだろうか
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徳用のポテチ砕いて庭に撒く アイツの どこが いいと いうのだ
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いつかくる反抗期までとっておく 乳吸う君の写る写真を
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さっきまで持ってたはずのプライドは 通過電車にひかれて飛んだ
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セガ ダイドー ペンタックスにモトグッチ そういうものにわたしはなりたい
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死ぬことで生きながらえるこの身体 昨日の僕は下水の中に
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帰る度「あなたはだぁれ」と笑う君 「私は父です」百度目の秋
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下の句が浮かばないので歌います 聴いてください『荒城の月』
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黄金街きらめきゆらめき千鳥足 下り梯子はとうに蹴られた
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好物のカレーも冷えて鍋の中 微笑むあなた 陽炎の中
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