Utakata
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もりくぼたかし
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来年還暦を迎えるのを前に思い立って詠み始めました。シアトル駐在4年目です。主に山ネタで詠んでます。
潮風を吸い込み頬張るおむすびの こっちが梅かそれとも昆布か
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稜線を白く縁取る遠き峰 オリンピックに夏空の青
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雪を噛む確実に噛む靴裏がスノーシューってこんなに楽し
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麻酔明け目覚める先に覗く顔会えて良かったまだまだ逝かぬ
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使命感それを背負いて火に向かう我が長男に男気のあり
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青空の遠くと近くに白い線機影なき跡轟音の聞く
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伏せし父見舞い叶わぬこの時節せめて届けとシアトルより書く
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遠足の前夜に似たる急く心明日の今には山裾の町
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大樺
(
おおかんば
)
足元の雪踏みゆけど稜線と空ガスのまた先
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独立の北の頂歩み出で見渡すどこも海、海また海
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日本海背負いて顔を上げ見ればクリスタルブルーの鳥海の
湖
(
(
うみ
)
)
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頂きを遥かに仰ぐこの道に雪渓のありレーニアの夏
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はじめての山行き心湧きたってザックも軽し水芭蕉のみち
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黒岳の頂きに立つ友と我 1984 標高年の夏
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