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いさぎよく散るこそ桜もののふの八十宇治川を
埋
(
うづ
)
む花びら
4
一年を振り返りまた加速して歩む三月三十一日
2
不機嫌な朝でもきみの靴下の穴でおはようしてる親指
11
山づとに折ればかつ散る桜花さらば眺めむ風にまかせて
3
果てしない空へと枝から放れ舞うさよなら太陽深く潜る夜
2
ピカチュウが黄ばんだ紙で笑ってる 描いた
2
歳児只今
25
5
聞く言葉
三十一文字
(
さんじゅういちじ
)
になっていく ココロ落ち着け脳内整理
2
なんとなくネガティブモード入ってる 桜の花道散歩しようか
4
あなたから 欲しかった言葉 単純に 「ダイスキだよ」って たった
6
文字
4
そういえば君は私のカンフルだった今更だけど依存してたの
2
さくら咲き散りて吹雪いて花筏兎角やまとの春ぞ麗し
1
朝、チーズ。昼はサラダかお味噌汁。こうでもしなきゃ落ちない脂肪。
3
なんとなく切った前髪眉上で明日の学校行きたくないな
6
それいるの?大きなリュックとぬいぐるみ当たり前だよ友達だもん
5
一日を乗せて闇ゆく最終の乾いた声はドア閉まります
2
ペダル踏み上る坂道六人で 同じ時代を駆け抜けていく
6
明日
(
あす
)
の朝なにたべようか?フレンチトースト!卵がないよ。
3
鉄条網 有刺鉄線越しにゐる きみもおいでよ 短歌はいいよ
7
福寿草
(
ふくじゅそう
)
山茱萸
(
さんしゅゆ
)
連翹
(
れんぎょう
)
水仙
(
すいせん
)
の黃と黃と黃と黃そして
山吹
(
やまぶき
)
4
にぎやかな音が近づく県議選地元のひとり以外は知らず
2
ずっととは言わねど年に二度三度咲いてくれればいいのに 桜
3
冬季中白く固まる蜂蜜を湯につけ戻す春の一手間
5
山守はよし咎むとも来ぬ人のためにと折らむ桜一枝
3
金曜日 火水木のゴミまとめ一つ袋に押し込んで裂け
3
口癖は「いつお迎えが 来てもいい」九十二歳は
十の薬服用
(
とおのつぶ 飲む
)
7
白球を握る指先見つめつつバットを持つ手少し震えん
2
公園の桜 風がないのに花びらが落ち何かが去っていく
6
安酒はそれなりにして味せぬが数合飲みて二日酔ひする
4
君のこと少し見ただけそれなのにもうごきげんな私かわいい
4
散らばった花片を想い下を見るそんな花見があったっていい
4
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