大杉    フォロー 16 フォロワー 14 投稿数 67

かじるたび飛び出していく、バーガーの真ん中のバンズ、あれはぼくです

その黒い瞳 意識がリダイレクト、DoS攻撃か? 僕が落ちた。 

新玉のぬめぬめしきに刃が立たずハンバグやめてサラダにした日 

忘れたいことがあるとき晩酌の麦酒は不味きゃ不味いほどいい 

ラブラブラブラブラブラブ ラブラドール・レトリーバーの毛並みのように 

海なんて見ずとも生きていけるけど死ぬにはそれが要るから行こう 

つゆほども思わぬことを壁に貼り毎朝唱える ある種の欺瞞我慢 

ラーメンがどこで食えるか知らないが酒屋のありかならわかる春 

こまどりや 今年は結局あなたとは会っていないし春も無かった 

ケロッグや シリアルキラー巣食う街 冷蔵庫には君しかいない 

この部屋をお天道様もキミも見ていないから いただきますと言わない 

転生を神へと願う気易さと生まれ変わることの難しさ 

この街に桜並木はあらぬので枕に匂い含ませ持ち来い 

蜚蠊ごきぶりや 背広の影縞かげしま消えるまで隠れて暮らす みかん箱の底 

ひと房のむしられた花 蕊だけが枝に残って上を向きおる 

朝もやの晴れぬ中ならあの顔も思い出せそうで口が乾く 

知らぬ街、駅前のカプセルの中、リヴァイアサンに飲まれてくこと 

仮想ヴァーチャルに割り込む通知 画面端、現実リアルがこびりついているとこ 

本棚に住まわせていた魔女の杖、今はKindleのペンにしている 

ぼくたちのサハクィエルとて嫉妬する青いお尻で空を塗ってこ 

冥府より出しがごとき濁流も拒む堰なき海の泡沫 

出立の朝に綻ぶ味蕾にはグリドルくらいがちょうど不味いよ 

壁掛けのSchadenfreudeゴハンのお供 憎らしいお前の貌を西日が燃やす 

君の体表をコインで削ったら登美彦のヒロインが出てきた 

早起きのケサランパサラン窓の外Aquariumのメダル筐体 

快速の窓を駆け抜ける木の電信柱よ 父を知っているかい 

上がらない雨はないって言うけどさ、生存バイアス終わってないもんはさ、確かめようが無くない?、そういうことでしょ 

迷信jinxも貫きたれば教理dogmaなり よんはいらぬぞきたる卯月よ 

お月さま、白粉おしろいぬってさしあげる。クマがひどいわ、夜更かし駄目メッよ。 

はっきり聞こえた。メトロの車内で、喧騒の向こう側から。「ブシモ♪」 

幾重にも私を包むオブラート、君の胃液で溶けて、おしまい