Utakata
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大杉
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かじるたび飛び出していく、バーガーの真ん中のバンズ、あれはぼくです
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たちまちに歴史となった、みなさんが痒い名乗りを上げていたこと
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慣れすぎたかたいふとんの肌ざわり 指はまた梱包材を割る
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メルカリで買った心が不良品で、すぐに時間を止めてけつかる
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寒空をまどう土星をつかまえて夜這いをかける夢をみました
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もうタコは食べるものかと誓った日 100泊火星旅行の帰り
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朝日より漏れしがごとき細川も拒む堰なき海の泡沫
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もう何も怖くはないさ 屋根裏のワサビを味方につけたぼくだ
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「すぐに好き嫌いの軸で考える奴が嫌い」なお前が好きさ
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さぼてんを育ててることどうしてか内緒にしてた とげがちくちく
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茶を少し淹れすぎたので二人分飲んでいる俺 飲んでいる俺
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庭先の木が枝を振るもんだから言葉を返す きっとまた来る
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要注意! この道、出ます。忍び寄りニボシ乞うてくる虎柄の奴。
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ワイパーが踊るこういう日にはちょい殺伐としちゃう追越車線
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ケミカルな匂いの残る毛布では寝れない君に嗅がれるうなじ
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衝撃の事実! あの子は俺のこと覚えてないって。目も合ったのに。
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きっと来る あんたは髪が長いだろ 画面から抜け出してみせなよ
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人は弱い 自分のケツから出したモン食っただけでも死にかけるザコ
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軽率な珈琲をのむ 今日もまた俺が寝るまで朝来ざるらし
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かじるたび飛び出していく、バーガーの真ん中のバンズ、あれはぼくです
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わかります触れただけでも 粉雪が君のすべてを成していること
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そういえばあの日逃がした蜘蛛の子が糸を垂らしてくれたのかなあ
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眼球とすり替えられた月の石 青い光を求めてまわる
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八つ裂きになってしまったレシートを踏んだとこから返した踵
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麦わらの帽子の君は揺るがない 強いて言うならルフィに似てる
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捨てられたベッドの恨みを晴らそうと木目がおれを拒んで寒い
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改札がない駅 街灯がない道 首輪が繋がれてない犬 俺
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