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一日が長かった頃 幹で鳴く蝉を見上げるうなじは日焼け
11
新宿のブックファースト左から右に見てくといい出会い ほら
4
遠いようで 近い永遠は 君寄り添い 僕を遠ざけ 百年がすぎる
1
夏が来る 打ち上げ花火 光る度々 君の浴衣を つい見てしまう
4
学生は通学勉強部活動恋愛買い食いすべてその日に
7
がんばってもがんばってもただ仕事量増やされるだけで どうでもいいや
3
ため息をつくと幸せ逃げるよと 月がそうっと教えてくれた
8
怒鳴る客 雑誌読んでた室長が出番ですかと熊のうごきで
6
帰り道 条件反射で蹴散らした 羽虫はきっと 昔の兄だ
2
これ以上誰にも逝ってほしくない 川には誰も入ってほしくない
2
元妻が 猫見に来てと 電話する 別れ無ければ 良かったのでは
4
妻からの 鋭い指摘に 頷きし 久しぶりにか 素直に慣れた
2
帰宅した子らをわちゃわちゃ迎え入れスリッパ片方行方不明に
5
侵攻の頻度しんどい金曜日じっと辛抱凛と進行
1
好きになることの難しさばかり覚えて大人になっていく、みんな。
1
丘の
稜線
(
せん
)
に 名残の夕焼け
明日
(
あす
)
の晴れを 約束しつつ 薄れ暮れゆく
8
私はいとしさが欲しかったけれどあなたはやさしさをくれていた
2
泣き叫びシンクに食器叩き割り家人が狂うとこちらまで病む
5
ただ皮膚と皮膚が触れ合うだけなのに吐き気のように出る嫌悪感
4
過眠症? やたら眠くて 敵わない 戻りたいのか ゆりかごの中
9
四年ぶり 盆踊りが 行われ 浴衣姿も 久々に見ん
4
いつみても女子高生の唇の
艶
(
あで
)
やかな赤は暴力です
4
ゴーヤーと鶏皮と そりゃビールでしょ! 暑かったよー お疲れ様です
4
妻すでに往ぬこと忘れし人望む わが妻に
文
(
ふみ
)
書きたしと。ああ
4
グサグサと心に刺さる曲響く あなたはー・わたしのー・せいしゅんー・そのものー・
4
1
週間お疲れ様ということで ポテチにチョコパイ自分にご褒美
7
梅雨明けた夏休みって言葉はない 夫婦ふたりの毎日あるだけ
7
あいまいな気持ちあらわすかのようなゆらゆらゆれる耳かけマスク
7
おりん 打ち 向きをただせば 音がやむ ぼーっとしてる アイス一本分
8
この暑さ結構体にこたえてる 園児みたいにお昼寝タイム
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