今日の夢パンをたくさん食べたので君にも見せるメロンパンどうぞ
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麗かに都市を焼く火を見たいなら……こっちで見よう、そのための詩だ。
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あなたから贈って欲しいものがあるの 人生初の恋人からの花束を
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真横からあなたを見つめてじっと聞く くすぐったくて温かくなる魔法の言葉
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自分は自分、他人は他人と割り切った 割り切ったはずなのに、すぐにぐらつく私の芯
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三月が来るたびに思い出す君の誕生日 でもね他に覚えたい誕生日ができちゃった
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一言で私の迷いを全て消す あなたの言葉は何よりも温かい
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初めてと 笑顔で答える白い嘘 心にしまうモノクロの過去
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このバスが揺られて着いたその頃に 彼女は一人 味噌チゲを食う
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人類よ ちっとは学べ 歴史から 暴君生まぬ 平和な社会
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プーさんが 現れるたび 戦争に 人の野心は 破壊に終わる
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プーさんを 止められるのは 天使だけ 武器と権力 取り上げるだけ
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プーさんは 山のてっぺん 登ろうと 魂売った 邪悪な者に
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プーさんを 愛する者は 誰もいず ただ怖いだけ 見かけの仲間
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プーさんは えらい迷惑 省みず 誰も止めない 止めたら殺す
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プーさんは 世界帝国 夢に見て 駄々を捏ねてる 僕に従え
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プーさんは 警察いない 街になり したい放題 嫌われ者に
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プーさんは マッチ片手に 毒づいて 邪魔するものは 家を焼こうか
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プーさんは 隣の町の 金持ちに 取られた子分 ボコボコにする
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いつの間にワーカホリック誰かから求められたい仕事でやるな
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た行その他のプレートの棚にいて輝いている最推しバンド
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君のえくぼ原子レベルで組み替えて子猫をつくって一緒に住みたい
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あさイチでデフォルメ化した悪玉菌きっとこいつも所帯持ちだろう
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奇跡さえなければきっと受験もない マジでファッキュー生命の神秘
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てらてらと 欲望照らす 夜の街 よく踊ること 紙切れ欲しさに
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今日明日は晴れるかどうか気になって 忘れたころに飲むハイボール
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「美味しい」と言わない夫の口元はセイゼリヤには毎週通う
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駅チカの居酒屋好むあなたをさ 忘れたいから シャンパン空ける
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そもそも他人ひとの世界なんだし此方には青いバラでも植えておこうか
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傷口を春のページ記憶に刻み付けたらそのまま風化してくれない
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