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泣いてない泣いてないまだ別にこのラーメンもなくなるわけじゃない
2
なんらかのバッドエンドのような日もむなしく海はかがやいている
7
「火の鳥」がそよりそよりと吹き送る NEWコロナてふ細菌兵器
1
いいひとを演りたいだけの方ならば興味ないですさらばだアハハ
3
懇親会いまはまからむ子なくらむ乳ぜり泣く子をえやはわすれむ
0
ラーメンと唐揚げ定食どっちがいい?エンドロールに落ちるささやき
5
三月の十一日の海鼠喰う 噛んでも噛んでも噛みきれぬまま
1
「文学は漱石一番、明暗は一番怖い」に恩師おののく
1
てにとればかすかに春のにほひして 霜おく土にゐのちの息吹き
1
はつこひは十四の春のわすれ雪 ひとにあかさぬ哀しみぞ降る
3
おぼろ夜のをみなは骨までやはらかしかたく冷たきこころ祕めしも
6
問1「この詩を書いた作者の心境を十字以内で簡潔にかけ。」
3
ホワイトデーなんてなくても構わない もっと大事な幸せがある
3
飲み込んだ捨てゼリフから染み出した毒素のせいでおなかをこわす
5
雪をかきついでに鎌倉作りみる 元気な子供ら手袋叩く
2
「真夜中に取り残された寂しさ」に名前をつけて保存しますか?
12
四分咲きの桜のような気配りの母がいるから心地よい家
6
潰されたイチゴ牛乳の紙パックに愚痴閉じこめて友は微笑む
4
曖昧に微笑む君の泳ぐ目が知り合い程度と教えてくれた
9
例えばさチラシの裏の落書きになる言葉しか僕は言えない
3
ふるさとの訛りなつかし停車場よストリートビューでそを歩きゆく
3
あなたより尊い神が生まれない世界でアメノウズメと踊る
7
あをき花いちりん庭に咲きいでて今日まなびやを巣立つをとめご
3
春行事ぼた餅持ち寄る重箱や モグラの穴にこぼしたお彼岸
3
When I dive deep into sadness, earthquakes often occur.
3
ストロベリーシェイクが重くて、舌ばかり順調に大人になっていくね
3
女って馬鹿だよねって笑い合うこだまのしみるペディキュアを塗る
3
にんげんの形をしてる毒薬かその手を取れば楽になれるか
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元カレの話を聞きたがる君は私のことをもう好きじゃない
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カタいからユーモア欲しがる僕のこの必死さ自体笑えないかな
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