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君の名は歌にしにくい文字数で頭のなかでセロリと名付ける
6
憂愁夫人加はりゆきぬ葡萄の咽喉越えて鉱物の恋標本箱へ
2
このきすを みていたひとは エレベーター モニター係 さんにんの秘密
15
そのころの かんけいせいや 人物像 おもいでのなか いまはべつじん
7
「焼け
木杭
(
ぼっくい
)
」「焼けぼっ
栗
(
くり
)
」と思ってた だからか
未
(
いま
)
だ火がつかないのは
11
「これが好き」 ちいかわ沼の君が言う あなたはハチワレじゃないくせに
5
百年後 君と君の好きな 人の子が ミズキの花を 贈りますよう。
4
笑ったり愛想振りまくこともないパンダが見せる俺様スタイル
13
「じゃない方」を選び続けて来たらしい 「じゃある方」も似たり寄ったりで
7
やわらかな歯科衛生士の指先に歯医者の恐怖
忽
(
たちま
)
ちに消え
6
秋すすみベンチに引っ込む扇風機、代打まかせた
U
S
B
扇風機
(
ファン
)
4
初飲酒 唇舐めて ふと気づく ゲームカセットの裏の味
5
我が猫に憧れ買ったファーベスト 見た目も機能も猫様の勝ち
6
十五才少年の海を流れ来る花粉航路の壜詰の歌
4
ハイヒール脱ぎ捨てタバコの煙越しに見る 先輩キャバ嬢 すっぴん別人
4
ギラギラのこのネイルでも掴めるか? 正規雇用と君の胃袋
10
会いたさは秋の夜長に咲く桜 実家の前まで迎えにきてよ
3
秋晴れに
飛行機雲
(
コントレイル
)
のたなびけり見知らぬ人と同じ空見る
14
秋雨に 憂いて思う 心情の 思う心 遠きの未来
5
秋の朝 “トイレ貸して”と来る客に 張り紙したい “鳥お断り”
9
今日はもう疲れて何もする気なし!なんて言ってはみたいと思う
8
階段を 昇る途中に ヒコウキが 窓を横切る 幸運のしるし
12
“感性が無いね”と言われ萎むより 萎んだ私の感性褒める
11
別れ際ちらりとくれる
一瞥
(
いちべつ
)
すら 日記に書きたい、きみはかわいい
8
良い猫写 撮れたら加工 絵の具風 iPhoneに貯め ニヤつく秋の夜
8
僕らだけの宇宙 僕らだけの光 きみは今日から故郷へ帰る
6
長ネギを刻む幸せ満ちている 男のための料理教室
11
草原を見て美しいと思うように草も渋谷を美しいと思う
7
風に乗りベランダ届く秋らしさ
金木犀
(
もくせい
)
の香と運動会の音
12
胸傷み横臥にうつ伏せ仰向けと一睡もならず朝陽射し来る
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