今もただ切ないほどに君想う 君も誰かを想ってんのか…
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大好きな貴女にいつか伝えたい「あなたの為に私は生きた」と
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夜を裂くライトを陽だと偽って君を騙せた日々にさよなら
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長靴の片方が道に落ちていて、それに合う人が必要である
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いつまでも祈るよあなたが生きてたら浴びたであろう光の粒に
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二十二時と二十三時の狭間に置いてけぼりのベージュの毛布
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生存もわからず仕舞いにならぬよう訪問看護と会えるやすらぎ
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コカ・コーラでかいサイズでよかったか?ほうじ茶みたいに掲げるなバカ
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翳りなく愛してくれるあなたから時折そっと隠れてしまう
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分からない愛の全ては嘘ですとネタバレされる日を待っている
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洗面所分け合い使って気づくこと親のもみあげが白に染め上がる
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夜おれが寝てるとゾウがやってきてみぞおちのとこに立っている ずっと
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復活の呪文のようなほころびで  二度と戻らぬ君との距離は
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いつか見た夢の続きが見たくなり今日もちまちま歌を詠んでる
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細胞が 増えて固まり デカくなり 人になったな 霊が入れば
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爺たち 俺たちみんな 若かった 婆たちもな 綺麗だったなあ  
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消えて行け 人は静かに 去る方が まわりのために 爽やか残し
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仕事だか 趣味だかなんか わからない そんな歳じゃろ 定年間際
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時々は 出かけてみろや 八王子 そんな遠くで ないじゃろうが
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大御所が チェットベッカー 持ち出して 急に親しき 旧友となる
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潔く 死んでゆくなら それもよし みっともなくも まだしがみつく
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朽ちてゆく 先が見えれば 焦り見え 限界も見え 諦め切れず
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現実と写真じゃ色が異なって、君は「全部、無意味じゃないか」と。
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オリジナル 追求すれば 周りから 忌み嫌われる 化け物と化す
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こんなもん 人の欲望 果てしなく 次から次と 止まり知らず
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酒呑めぬ我が身なれどもいつからか呑まずにいらぬ幸薄きから
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どうせならドカンと派手に締めようぜ最終兵器彼女よろしく
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おれの頭を踏みつけるその足、おれ自身のものと気づいた
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世の人の 苦を知らざれば喜びも 無きに等しき  皆そうであれ
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保育士の義母直伝の子の抱っこミルク沐浴オムツ交換
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