十三夜 まだ思い出す 君のこと 声や感触 香り姿も
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温かい水に入っているだけでどうしてこんなに幸せなのか
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恋なんてもう懲り懲りだと嘯いてこころ擽る泡立つ想い
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指先が触れ合うだけど進めない運転席のあなたは遠い
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生々しい宇宙と死とが駆け巡り孔子の夢はサッパリとして
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洗濯を干す手を止めて見上げてる 月の遠くのあの頃の恋
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誰も皆 心の中にもう二度と針が進まぬ時計を抱く
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ため息をつかないで、ねぇ、ごめんなさい、猫になりたかったの、あたし
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あの女が好きだと言った昨日からもう口に運べないナポリタン
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何者かになりたい一生懸命にただひたすらに自分になりたい
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ふらっとflat寄った店でかかるシャープsharpなナンバーにやられる
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秋の夕空穿つ電波塔、街で誰かが誰かに糸電話してる
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何もない部屋は何もかもがある部屋、窓を開ければ世界が部屋の中
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お別れの 最後のキスが こんなにも 優しいなんて 皮肉なものね✨
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人生は 人それぞれに 違うもの 歩く歩幅も 歩く速度も🚶‍♀️
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星よりも大きな鯨が現れて私の跡ごと飲み込んで欲しい
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二十六話の秋の日の文化祭涙が出たよGod knows...
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栗ぼっちどんぐり集め秋香るクリスマスには貴女と一緒
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読書だねそう言う君は綺麗だね紅いリップで秋だと気付いた
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待ち時間苦痛はあれど胃薬を飲めば秋風そよぐ夜かな
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神様が気に入ったからあのひとは雲の向こうへ連れて行かれた
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毎日のノルマをこなす死神を誰も責めないやさしい世界
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この本は読むと狂ってしまうけどこの国の人みんな読んでる
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きみが寝るときだけ宇宙は消えておりそらのあるべきところにはくう
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松茸蜜柑の味を夢想するメールの中でもぐもぐ絵文字
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カンニング仮眠をとったら即終了松茸の字に腹すかしつつ
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牡蠣醤油天ぷらの上ふりそそぐ白い食卓ハレ晴レユカイ
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紅葉落つゴリラのバナナ横取るよ動物園で戦争戦争
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サリンジャー長ったらしい会話劇秋晴れの日の読書中毒
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美味しいよその一言で救われた大袈裟だけど生きてて良かった
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