Utakata
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君の胸 刺さった花を 抜きますか? それとも水を注いでもいい?
2
忘れるとない事にするエゴイズム事実は変わらず一人で見つめる
1
言い出せない はやる気持ちだけ 先走る 言い辛い事 失敗した事
2
空飛ぶ艇の群像劇が歯ブラシを持つ手に宿ることがある
3
階段をおりる前に踏む半歩ぎこちない空は何色ですか
3
煩わしい雑音ばかりのこんな世じゃ 死人の言葉など届かない
2
夏過ぎて 生き延びてまた 思い出す 寒い季節はだいたい死にたい
2
大学の単位も落とせない僕に落とせる女性いるはずがない
1
傘を置くスッと冬毛の猫が入ってく 秋雨給餌の夜
1
真夜中にひょっこりと見てはにっこりと なんて流れがはやいのだろう
2
目を見ずに 背中を向けて 会話する 嘘が下手だね 君って人は
1
尖ってる 心を包む 花たちは 叱ることなく ただ優しくて🌺
3
ティッシュペーパーのこの世界から拒否られる少数民族 きみの歯ブラシ
1
パリピなどガラじゃないのは知ってるが一回くらいはひゅーひゅーしたい
6
母の愛彼岸の後も続きたる亡くなる前に「生まれて良かった」
4
疲れたが諦め受けた秋の模試 君は模試楽しいと言う狂気
1
月光の白さを吸う背ただ光り 濡れた夜が染み込んでゆく
2
紙で切る人差し指の痛みほど生を感じる濃い
丹
(
あか
)
の跡
10
ねえ! 君は幸せだった? あたしはね! 君がいたから幸せだった!
7
そこぬけに明るい歌が詠みたくて 夜をスキップで駆け抜ける
3
夏過ぎてストッキングを脱ぎ捨てた脚甘やかす黒タイツはく
3
誰よりも 舞台を愛しているがゆえ 自分自身を 殺し続ける
1
月曜の舞台でおどる屍は全員左に傾いている
3
魚屋の匂いのような春の日の歩道に並ぶさくらひとひら
5
にらばなの枯れ散る様はうつむいたまつげのように陰りをもてり
4
そういえば 今日が賞味期限だったっけ 牛乳とプリン ……
29
の私
2
秋雨にドライブする日父は釣り一方母と地酒飲む我
3
遅刻して 間に合わなくて 届かない だからいつでも置いていかれる
1
月光や甘美な理想未だ来ず ブラック飲み干し本開く夜
2
横になり腰に沿わせた恋人の腕が死体だった驚き
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