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分け合った、二人の孤独を静と化す。 十一月の 冷たい雨は
9
頬あかくそめて無口になれる子のからだ寄せきぬ診察待つ間
8
短歌
(
うた
)
うかびスマホ取り出しメモせむと旧かなづかひでフリックしをり
7
庭先の 錦木の葉が 紅葉し マゼンタ色に 季節は染まる
17
半径と中心点を見極めて 暗算をするにいパイあーる
5
路地裏のアパート裏を駆けながら 誰にも見られぬ夜を甘受す
9
不覚にも涙腺緩みほろほろと頬を伝った涙モニタへ/アマプラで『ルックバック』を観て
10
筆箱の中からバッタ取り出して 「飼いたいなぁ」と父を見る君
13
きんさんとぎんさん特集みゃーみゃーと母と見終えておやすみ短歌
23
「痛み」詠む うたともの歌 身に沁みて
傍
(
そば
)
にゆきては 背をさすりたし
37
全国の 天気予報で 比べても 意味はないけど 羨ましいな
7
花梨の香は、桃、梨、いづれに似つれども花梨の香なり。独特の香なり。
9
花梨黄なり。黄なる花梨をざくざくと割きて煮て詰めてジャムをつくりぬ
5
あから
曳
(
ひ
)
く朝日ふふみて
花櫚
(
かりん
)
なると黄なる実
欲
(
ほ
)
るに妻よびに
往
(
い
)
ぬ
5
君は我ならずべければ心得らるまじとぞ思ふことなりけり
4
信頼の上に重ねた言葉さえ雨に降られたぬかるみに落ち
7
人間の心があると信じてるそのきっかけが私じゃなくても
6
叫べども返事は来ない人間の皮をかぶった獣だったか
4
夏が夏が夏が夏が解けてゆく 私にはもう戻れない
5
髭剃りの替刃の安い買い方を朝からずっと考えていた
9
何故なのか分からないけどわたし今ここでこうして元気でいます
33
歴史ある 古きものには 味があり 大切にする 心持ちたし
25
星を指で繋ぎ星座の名を語る隣の君が何光年と遠い
8
チビ猫の 今シーズン初・添い寝かな(感動)おかあちゃんで
だん
(
暖
)
をとるのよ
10
寒い朝出社して渡される年末調整の紙
7
ガキの頃どつぼにはまった紋次郎 冷た風吹きゃ真似したくなる
11
昼休み商店街を散策このまま仕事忘れ去りたい
6
かんそう
(
乾燥
)
で ねこも 手カピになる きせつ?(やっぱり肉球クリーム要るかなぁ‥)
11
好きは
(
たね
)
種子何処に咲くかは分からない探して探し見つけれるかも
9
お歳暮に桜花月を頼んだよ一ヶ月後が待ち遠しいね
6
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