朝起きて「ウクライナでは今もまだ.....」テレビを消してまた二度寝する
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「ごめんなさい」「嫌われたくない」「寂しいな」で構成されるマトリョーシカ
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酸素水素炭素窒素をぐるぐる〜〜!混ぜたら簡単ヒトの完成!
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口パクでお客さんに「たすけて」と囁いたのに「愛してるだって!」
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携帯が熱くなるたび問いかける あの子の言葉を聴いていたのか
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とりあえず 吐き気おさまる 時までは 何も想わず 吐きくだすのみ
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同伴て 何を話すの? 色恋も 朽ちたふたりに 会話は続かぬ
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お揃いの マグカップ持ち ティータイム ほんのひととき 続ける会話
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黒蜜ときな粉をまぶすわらび餅 我を忘るな我は忘れぬ
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草刈機 音の遠くへ行きにけり 草の香携えつまは帰還す
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車窓から見ゆる小さき手のひらが 「またね」と何度も左右にひらり
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庭の隅見つけた花は白緑の 雨そのままの小さな花びら
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ご飯だよー早くお風呂に入ってね 母の演技は九時でおしまい
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お迎えの園児の今日の宝物 園庭の隅 見つけし石ころ
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顔歪み 泪もでない。 この面で 君と呑むなど もはや手後れ 
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そうだった そこにいたんだ青空は 見透かすように我と対峙す
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私のこと好きかと聞けばきみは「ふつう」つれないなぁとかるく猫パンチ
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奇跡って キミが私の子じゃなけりゃ もう詰んでるよ 俺の精神
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服のまま ドボンと風呂に 入れたら 楽になるかな 脱ぐのがだるい
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降りだしの雨の最初のひと雫 示すあえかな言葉が欲しい
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かき氷食べに行こうって煮えたぎる鍋の前で言われても草
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独り漕ぐ 単独ライドで 県境へ 君と同伴 還って来るかな?
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懺悔して そこから何処へ生きるのか 罪は罪詰みだろ 落ちるよ地獄へ
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君といて 盲目の手を掴んだの あれは「偽善」だ 彼にはわかる 
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暗くなるだけで寝れると思うなよ 哲学者らが枕に住んでる
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他所者は排斥せよと声高に言い募る者もまた他所者で
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久々に じっと見つめてみた君の 目に射抜かれて 手も繋げない
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こころを 君からにゅうか入荷し 油混ぜ にゅうか乳化できれば ドレッシング 一体 となる
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鳥の声 車の音と 息の音 あゝ僕はただ 生かされてゐる
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今世に 生まれた縁も たけなわに 一緒になると 分かっていたみたい
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